山口知事選 新顔・村岡氏が当選
山口県知事選は23日投開票され、無所属新顔の元総務省職員村岡嗣政(つぐまさ)氏(41)=自民、公明推薦=が、無所属新顔の元民主党衆院議員高邑(たかむら)勉(39)=生活推薦=、共産新顔の元周南市議藤井直子(61)の2氏を破って初当選した。投票率は38・82%(前回45・32%)だった。
山本繁太郎前知事が体調不良を理由に辞職したのに伴う選挙戦。中国電力が上関町に建設を計画する原発の是非や山本県政を継承するかどうかが主な争点となった。
村岡氏は山本氏の後継者として自民党が擁立。産業再生といった山本県政の主要政策を引き継ぐ考えを示した。一方、上関原発については「エネルギー政策は国が考えることだ」と述べるにとどめた。村岡氏は三重県の鈴木英敬知事(39)に次いで若い知事となる。
高邑氏と藤井氏は上関原発に反対の姿勢を打ち出したが、及ばなかった。
山口県知事選は23日投開票され、無所属新顔の元総務省職員村岡嗣政(つぐまさ)氏(41)=自民、公明推薦=が、無所属新顔の元民主党衆院議員高邑(たかむら)勉(39)=生活推薦=、共産新顔の元周南市議藤井直子(61)の2氏を破って初当選した。投票率は38・82%(前回45・32%)だった。
山本繁太郎前知事が体調不良を理由に辞職したのに伴う選挙戦。中国電力が上関町に建設を計画する原発の是非や山本県政を継承するかどうかが主な争点となった。
村岡氏は山本氏の後継者として自民党が擁立。産業再生といった山本県政の主要政策を引き継ぐ考えを示した。一方、上関原発については「エネルギー政策は国が考えることだ」と述べるにとどめた。村岡氏は三重県の鈴木英敬知事(39)に次いで若い知事となる。
高邑氏と藤井氏は上関原発に反対の姿勢を打ち出したが、及ばなかった。