橋下市長の辞職願、議会が不同意の可能性 選挙は実施
橋下徹大阪市長(44)=大阪維新の会代表=の辞職願について、市議会が14日の本会議で「不同意」とする可能性が強まってきた。候補者擁立を見送る公明、自民、民主系の市議会3会派の幹部が5日に協議し、辞職に「大義がない」との認識で一致。不同意も視野に調整することとなった。
不同意の場合、地方自治法の規定により橋下氏は7日に予定する辞職願提出から20日後の27日に自動的に失職する。3月中に行われる選挙日程に影響はないが、市長職を続けることによる政治活動の制約から、橋下氏の選挙準備に響く可能性もある。
3会派による協議を受け、民主党系の会派「OSAKAみらい」は「大事な予算編成の時期に市長の役割を全うするべきだ」(奥野正美幹事長)として、同意しない方針を決めた。自民党も不同意を軸に検討。維新に次ぐ第2会派の公明党は「できるだけ3会派の呼吸を合わせたい」(待場康生・市議団幹事長)と同調の可能性を示唆した。市議会の定数86のうち3会派で計45議席を占めており、合意すれば「不同意」が決まる。
一方、候補者擁立を検討している共産党は5日、大阪府委員会の幹部と大阪市議らが協議。幹部が共同での擁立を他党に呼びかける方針を説明したが、結論は先送りに。府委員会は6日に予定していた記者会見を中止した。
橋下徹大阪市長(44)=大阪維新の会代表=の辞職願について、市議会が14日の本会議で「不同意」とする可能性が強まってきた。候補者擁立を見送る公明、自民、民主系の市議会3会派の幹部が5日に協議し、辞職に「大義がない」との認識で一致。不同意も視野に調整することとなった。
不同意の場合、地方自治法の規定により橋下氏は7日に予定する辞職願提出から20日後の27日に自動的に失職する。3月中に行われる選挙日程に影響はないが、市長職を続けることによる政治活動の制約から、橋下氏の選挙準備に響く可能性もある。
3会派による協議を受け、民主党系の会派「OSAKAみらい」は「大事な予算編成の時期に市長の役割を全うするべきだ」(奥野正美幹事長)として、同意しない方針を決めた。自民党も不同意を軸に検討。維新に次ぐ第2会派の公明党は「できるだけ3会派の呼吸を合わせたい」(待場康生・市議団幹事長)と同調の可能性を示唆した。市議会の定数86のうち3会派で計45議席を占めており、合意すれば「不同意」が決まる。
一方、候補者擁立を検討している共産党は5日、大阪府委員会の幹部と大阪市議らが協議。幹部が共同での擁立を他党に呼びかける方針を説明したが、結論は先送りに。府委員会は6日に予定していた記者会見を中止した。