「ウディ・アレン監督から性的虐待」 養女が公開書簡
7歳だった22年前、映画監督のウディ・アレンさんから性的虐待を受けたとして、アレンさんの養女のディラン・ファローさんが1日、米紙ニューヨーク・タイムズに公開書簡を寄せた。アレンさんが映画業界で評価され続けていることがきっかけになったといい、「彼は、我々の社会が性的虐待の被害者に応えない、生きた証拠だ」と訴えている。
ファローさんがこの問題で、公の発言をするのは初めて。一貫して否定しているアレンさんは捜査を受けて1993年に不起訴となったが、検察官も「訴追に値する状況はあったが、子どもへの影響を考慮した」と発言していた。手紙を公開したタイムズ紙のコラムニスト、ニコラス・クリストフさんはアレンさんに連絡を取ったが、コメントは断られたという。
手紙で、ファローさんは「記憶がある限り、父親から嫌なことをされてきた」と述べ、7歳の時の事件の前から一緒にベッドに入ることなどを求められたと記述。「成長しながらも、彼が何のとがめも受けなかったことに悩まされてきた」「苦しみは、ハリウッドによってよりひどくなった」としている。
7歳だった22年前、映画監督のウディ・アレンさんから性的虐待を受けたとして、アレンさんの養女のディラン・ファローさんが1日、米紙ニューヨーク・タイムズに公開書簡を寄せた。アレンさんが映画業界で評価され続けていることがきっかけになったといい、「彼は、我々の社会が性的虐待の被害者に応えない、生きた証拠だ」と訴えている。
ファローさんがこの問題で、公の発言をするのは初めて。一貫して否定しているアレンさんは捜査を受けて1993年に不起訴となったが、検察官も「訴追に値する状況はあったが、子どもへの影響を考慮した」と発言していた。手紙を公開したタイムズ紙のコラムニスト、ニコラス・クリストフさんはアレンさんに連絡を取ったが、コメントは断られたという。
手紙で、ファローさんは「記憶がある限り、父親から嫌なことをされてきた」と述べ、7歳の時の事件の前から一緒にベッドに入ることなどを求められたと記述。「成長しながらも、彼が何のとがめも受けなかったことに悩まされてきた」「苦しみは、ハリウッドによってよりひどくなった」としている。