農薬混入の容疑者、関与認める供述「本当に申し訳ない」
マルハニチロホールディングスの子会社が製造した冷凍食品から農薬が検出された事件で、子会社アクリフーズの契約社員、阿部利樹容疑者(49)=偽計業務妨害の疑いで逮捕=が群馬県警の調べに対し、容疑を認める供述を始めていることが29日、わかった。捜査関係者によると、会社の業務を妨害する目的だったという趣旨の話をしているという。
県警の説明では、阿部容疑者は「お客様や従業員、家族に大変な迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なかったと思っています」と話した。また、捜査関係者の話では、混入発覚後の影響の大きさに、「こんなことになるとは思わなかった」とも話しているという。県警は同日、捜査員約50人をアクリ社の群馬工場(群馬県大泉町)に派遣し、回収された商品などを調べた。
阿部容疑者は昨年10月3~7日に工場内で冷凍食品4袋に農薬マラチオンを混入して会社の業務を妨害したとして、今月25日に逮捕された。県警によると、当初は「覚えていない」と話し、容疑を否認していたが、29日の取り調べで容疑を認める供述を始めたという。
県警は供述の裏付け捜査を進めるとともに、逮捕容疑の4袋以外への混入についての関与を調べる。アクリ社が回収した数十万袋に不審な点がないかを数日間かけて確認するという。
マルハニチロホールディングスの子会社が製造した冷凍食品から農薬が検出された事件で、子会社アクリフーズの契約社員、阿部利樹容疑者(49)=偽計業務妨害の疑いで逮捕=が群馬県警の調べに対し、容疑を認める供述を始めていることが29日、わかった。捜査関係者によると、会社の業務を妨害する目的だったという趣旨の話をしているという。
県警の説明では、阿部容疑者は「お客様や従業員、家族に大変な迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なかったと思っています」と話した。また、捜査関係者の話では、混入発覚後の影響の大きさに、「こんなことになるとは思わなかった」とも話しているという。県警は同日、捜査員約50人をアクリ社の群馬工場(群馬県大泉町)に派遣し、回収された商品などを調べた。
阿部容疑者は昨年10月3~7日に工場内で冷凍食品4袋に農薬マラチオンを混入して会社の業務を妨害したとして、今月25日に逮捕された。県警によると、当初は「覚えていない」と話し、容疑を否認していたが、29日の取り調べで容疑を認める供述を始めたという。
県警は供述の裏付け捜査を進めるとともに、逮捕容疑の4袋以外への混入についての関与を調べる。アクリ社が回収した数十万袋に不審な点がないかを数日間かけて確認するという。