「お・も・て・な・し」狙いはアジア票 演出者が明かす
2020年東京五輪招致演説で注目を集め、流行語大賞にも選ばれた滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」について、演出を指導した英国人のマーティン・ニューマンさんが16日、日本記者クラブで会見し、秘話を明かした。
滝川さんは左手を丸め、手のひらを手前に向けて一文字ずつ置くように話し、2度目は両手を合わせて頭を下げ、一気に言った。「日本語は国際オリンピック委員会(IOC)委員に分からない。演劇的に繰り返し語る必要があった」とニューマンさんは話した。
1度目は子供に言葉を教えるように区切り、身ぶりをつけた。当初は指さしだったが「IOC委員が不快に思うかも」と変更。意味を説明する2度目のポーズについては「日本的ではなかったが、アジアの五輪を印象づけ、アジア票を取りたかった。滝川さんが美しい笑顔で終えてくれた」と語った。(阿久津篤史)
2020年東京五輪招致演説で注目を集め、流行語大賞にも選ばれた滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」について、演出を指導した英国人のマーティン・ニューマンさんが16日、日本記者クラブで会見し、秘話を明かした。
滝川さんは左手を丸め、手のひらを手前に向けて一文字ずつ置くように話し、2度目は両手を合わせて頭を下げ、一気に言った。「日本語は国際オリンピック委員会(IOC)委員に分からない。演劇的に繰り返し語る必要があった」とニューマンさんは話した。
1度目は子供に言葉を教えるように区切り、身ぶりをつけた。当初は指さしだったが「IOC委員が不快に思うかも」と変更。意味を説明する2度目のポーズについては「日本的ではなかったが、アジアの五輪を印象づけ、アジア票を取りたかった。滝川さんが美しい笑顔で終えてくれた」と語った。(阿久津篤史)