評論家の森本哲郎さん死去 88歳
世界各地を旅しながら文明や歴史を考察した評論家で元朝日新聞編集委員の森本哲郎(もりもと・てつろう)さんが5日、虚血性心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者のみで行う。喪主は長男進さん。
東京大哲学科卒、同大学院修士課程修了。東京新聞を経て1953年に朝日新聞に入社し、学芸部次長や「週刊朝日」副編集長などを歴任。日曜版連載「世界名作の旅」などの執筆で世界を巡る中で特にアフリカの砂漠にひかれ、持ち前の哲学的知見をまじえて「サハラ幻想行」「文明の旅」「人間へのはるかな旅」などの単行本にまとめた。
72年にグアム島で元日本兵の横井庄一さんが発見された時は現地に向かい、横井さんが隠れていた穴ぐらが人家の近くだったことを報じて話題になった。
世界各地を旅しながら文明や歴史を考察した評論家で元朝日新聞編集委員の森本哲郎(もりもと・てつろう)さんが5日、虚血性心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者のみで行う。喪主は長男進さん。
東京大哲学科卒、同大学院修士課程修了。東京新聞を経て1953年に朝日新聞に入社し、学芸部次長や「週刊朝日」副編集長などを歴任。日曜版連載「世界名作の旅」などの執筆で世界を巡る中で特にアフリカの砂漠にひかれ、持ち前の哲学的知見をまじえて「サハラ幻想行」「文明の旅」「人間へのはるかな旅」などの単行本にまとめた。
72年にグアム島で元日本兵の横井庄一さんが発見された時は現地に向かい、横井さんが隠れていた穴ぐらが人家の近くだったことを報じて話題になった。