モスバーガー東飯田橋店の店舗前に11月11日、中国人の女性に対しての暴言が黒板に書かれていた問題で、運営元のモスフードサービスは12日、謝罪した。
黒板には以下のように書かれていた。
その日のうちに黒板を撮影した写真がTwitterで拡散。指摘を受けたモスフードサービスが、その日のうちに黒板を撤去した。
同社では、黒板の記載について、「極めて不適切な内容」「人や国を中傷する表現であると深く反省」などとし、今後は、店舗責任者が事前にチェックするなど、再発防止に務めるという。
Twitterの投稿によれば、東飯田橋店は今回だけでなく、以前も中国人女性について黒板に書いていたという。
これらの書き込みについてTwitterには多くの批判が集まっていた。
黒板には以下のように書かれていた。
遅刻を何度もする中国人の女の娘に「今度遅刻したらお前の背脂でラーメン作るぞ!!」遅刻しなくなりました。
飯田橋のモスやばい pic.twitter.com/5PXk1Na7jN
— とり└('ω')┘ (@OoOoOzZzOoOoO) November 11, 2014
その日のうちに黒板を撮影した写真がTwitterで拡散。指摘を受けたモスフードサービスが、その日のうちに黒板を撤去した。
同社では、黒板の記載について、「極めて不適切な内容」「人や国を中傷する表現であると深く反省」などとし、今後は、店舗責任者が事前にチェックするなど、再発防止に務めるという。
Twitterの投稿によれば、東飯田橋店は今回だけでなく、以前も中国人女性について黒板に書いていたという。
モスバーガー飯田橋店の闇 pic.twitter.com/hSl6ZIlWhP
— ぞえ / ano (@tcasep) November 5, 2014
これらの書き込みについてTwitterには多くの批判が集まっていた。
なにこれひどいな。モスバーガーの店頭にはこんなのが置いてあるの?架空のやりとりだとしてもレイシズムの表明だし、事実だったら脅迫事件だろ。 https://t.co/0VIsqbrhQD
— クーコ (@kuko_stratos) November 11, 2014
モスバーガーのヘイト看板の件、店側はジョークのつもりだったのだろう。だけど、それが外部にはジョークとは受け取られない。それは外部に対しての想像力がないから。この想像力のなさこそが、差別を産み、育てる土壌であることは言わずもがな。このジョークと差別は地続きだ。
— Soichiro MATSUTANI (@TRiCKPuSH) November 11, 2014
東京の居酒屋やファストフードは、中国人(おもに留学生)がいなければ成立しない状況になっている。彼ら彼女らは高いとは言えない時給。だから、客は安く飲食できる。移民を公的には認めず、一方で裏口的に低賃金労働者を確保するシステムができている。モスのヘイト看板にはこうした背景もある。
— Soichiro MATSUTANI (@TRiCKPuSH) November 11, 2014
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