米国内で初のエボラ熱2次感染か 死亡患者の医療従事者
米テキサス州の保健当局は12日、同州の病院でエボラ出血熱で8日に亡くなったリベリア人男性の治療にあたっていた医療従事者が、2次感染した可能性があると発表した。確定すれば、米国内でエボラ患者から別の人に感染が広がった初めての例となる。
記者会見した病院幹部らによると、医療従事者は防護服を着用して男性患者の治療にあたっていたという。10日夜、軽い発熱の症状が出たため隔離され、簡易検査を受けたところ、陽性の反応がでた。米疾病対策センター(CDC)がより詳しい検査を行い、感染を最終確認する。
米メディアによると、CDCは、亡くなった男性患者と接触があった可能性がある約100人を特定。その後、48人に絞って健康状態の観察を続けている。そのうち、男性と同居していた女性や病院搬送した救急隊員ら約10人が直接接触した疑いが強いとされていた。2次感染の疑いがある医療従事者が観察対象になっていたかどうかは明らかになっていない。(ワシントン=小林哲)
米テキサス州の保健当局は12日、同州の病院でエボラ出血熱で8日に亡くなったリベリア人男性の治療にあたっていた医療従事者が、2次感染した可能性があると発表した。確定すれば、米国内でエボラ患者から別の人に感染が広がった初めての例となる。
記者会見した病院幹部らによると、医療従事者は防護服を着用して男性患者の治療にあたっていたという。10日夜、軽い発熱の症状が出たため隔離され、簡易検査を受けたところ、陽性の反応がでた。米疾病対策センター(CDC)がより詳しい検査を行い、感染を最終確認する。
米メディアによると、CDCは、亡くなった男性患者と接触があった可能性がある約100人を特定。その後、48人に絞って健康状態の観察を続けている。そのうち、男性と同居していた女性や病院搬送した救急隊員ら約10人が直接接触した疑いが強いとされていた。2次感染の疑いがある医療従事者が観察対象になっていたかどうかは明らかになっていない。(ワシントン=小林哲)