ASKA被告が保釈 「もう一度Chageさんとの歌声聴きたい」涙するファンも
覚せい剤取締法違反などの罪で起訴されたCHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)被告(56)が3日午後4時53分、勾留先の警視庁東京湾岸警察署から47日ぶりに保釈された。保釈保証金は700万円。
およそ300人以上の報道陣、ファンもみられるなか、ASKA被告は深々と一礼。聞き取れない程度の大きさで口を開いて何かコメントを発したようにみえたが、頭を上げたあとは報道陣やファンの声がけに応じることなく迎えの車に乗り込んだ。
都内在住の30代女性は「姿を見られてほっとしました。これから先つらいだろうけど、頑張って更生してできれば復帰してほしい」。40代女性は「ASKAさんが出てきたときにうるっときました。本当に元気になってほしいです。何十年後かでもいいので、もう一度ライブが観たいです」と声を震わせ、「これからもたいへんだろうけど頑張ってほしい。一度やってしまったことは取り返しのつかないことですけど、もう一度Chageさんとの歌声を聴きたいです。私は待ってます」と涙を拭った。
ASKA被告の弁護人が東京地裁に保釈申請した6月30日以来、連日詰めかけていた報道陣だが、ASKA被告が出てきて車で立ち去るまでわずか30秒足らず。その後は各社がヘリコプター、バイク、車などでASKA被告が乗る車を追った。8月28日には東京地裁で初公判が開かれる予定。
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