マンデラ元大統領追悼式、でたらめ手話通訳
南アフリカ・ヨハネスブルク郊外で10日に開かれたネルソン・マンデラ元大統領の追悼式で、弔辞を述べる来賓の手話通訳が、意味が通じない「手話」をしていたことが分かった。AP通信などが報じた。通訳は男性で、オバマ米大統領やマンデラ氏の孫たちの隣で、手を動かしていた。
AP通信は、男性が昨年のズマ大統領出席のイベントでも手話通訳を務め、聴覚障害者団体から「5年の訓練を受けるべきだ」などの苦情がアフリカ民族会議(ANC)に寄せられていたと伝えた。
【プレトリア=杉山正】
(朝日新聞社提供)