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「メキシコの麻薬王」拘束 きっかけはあのアメリカの名優の取材だった

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2015年7月に脱獄したメキシコの麻薬王ホアキン・グスマン受刑者(57)が1月8日、メキシコとアメリカの捜査当局に拘束された。この事件に関し、アメリカの名優ショーン・ペンさん(55)がグスマン受刑者と直接会って取材したことが捜査当局による拘束のきっかけになったと、地元メディアが9日に伝えた。

アメリカのローリング・ストーン誌が9日にインタビュー記事と映像を掲載したもので、時事ドットコムなどがこれを報じた。

ペンさんはメキシコの女優ケイト・デル・カスティーリョさんの仲介で、メキシコの密林地帯でグスマン受刑者と7時間にわたり面会した。受刑者は「世界中の誰よりも多くヘロイン、コカイン、マリフアナを供給した」「潜水艦や航空機も持っている」などと豪語。故郷に仕事がなく、麻薬取引に手を染めるしか「生きる道がなかった」と自身の生い立ちも語った。

一方、メキシコの司法当局者はAFP通信に、当局は2人が会っていたことを知っており、このインタビューがグスマン受刑者の拘束に一役買ったと述べた。受刑者は15年7月にメキシコ市郊外の刑務所から脱獄。半年間におよぶ逃亡の末、今月8日に拘束された。(2016/01/10-16:31)
 
時事ドットコム:S・ペンさん、麻薬王と面会=逃亡中、米誌にインタビュー-メキシコより 2015/01/10 16:31)


rollingstone
ローリング・ストーン誌上でグスマン受刑者(右)と握手するショーン・ペンさん

メキシコの捜査当局は、ペンさんや女優カスティーリョさんから事情聴取をする意向だという。

グスマン受刑者は、麻薬組織「シナロア・カルテル」の元最高幹部で、多数の映画関係者からは自身の半生を映画化するオファーを受けていたとされる。

ペンさんは映画「ミルク」(2008年)などでアカデミー賞主演男優賞を受賞した経歴を持つ。

▼写真をクリックするとスライドショーが開きます▼




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