ANA、過去最多のCA採用 国際線増便で来春500人
全日本空輸は20日、2015年春に入社する客室乗務員(CA)の採用数を過去最多の約500人にすると発表した。458人が入社する14年春より1割程度増やす。全日空は羽田空港の国際線発着枠の配分で日本航空の2倍超の1日11便を得ており、路線増に合わせて国際線の人員を増強する。
親会社のANAホールディングスは14日、16年度までに国際線を現在の約1・5倍に増やして、国内線を上回る規模にする方針を発表している。アジア路線などに適した最新鋭機「ボーイング787」を66機購入する計画で、客室乗務員も大幅に増やす必要があると判断した。
客室乗務員は、新興の格安航空会社(LCC)なども採用を強化している。全日空は質の高い人材を確保するため、客室乗務員を3年間の契約社員として雇うこれまでの方式を改め、14年春からは正社員として雇うことを発表している。ライバルの日本航空は14年春に約300人、15年春に約200人を採用する方針という。(上栗崇)
全日本空輸は20日、2015年春に入社する客室乗務員(CA)の採用数を過去最多の約500人にすると発表した。458人が入社する14年春より1割程度増やす。全日空は羽田空港の国際線発着枠の配分で日本航空の2倍超の1日11便を得ており、路線増に合わせて国際線の人員を増強する。
親会社のANAホールディングスは14日、16年度までに国際線を現在の約1・5倍に増やして、国内線を上回る規模にする方針を発表している。アジア路線などに適した最新鋭機「ボーイング787」を66機購入する計画で、客室乗務員も大幅に増やす必要があると判断した。
客室乗務員は、新興の格安航空会社(LCC)なども採用を強化している。全日空は質の高い人材を確保するため、客室乗務員を3年間の契約社員として雇うこれまでの方式を改め、14年春からは正社員として雇うことを発表している。ライバルの日本航空は14年春に約300人、15年春に約200人を採用する方針という。(上栗崇)