ニューヨークで脱線事故 メトロノース鉄道の急カーブで4人死亡

ＮＹで列車脱線、４人死亡　急カーブ、６３人負傷

米ニューヨーク市で１日午前７時（日本時間午後９時）過ぎ、市中心部と近郊を結ぶ通勤路線のメトロノース鉄道で脱線事故が起き、市消防本部によると少なくとも４人が死亡、６３人が負傷した。

脱線したのはニューヨーク州ポキプシー発、ニューヨーク市グランドセントラル駅行きの同鉄道ハドソン線で、現場からの映像によると最大で８両が脱線したとみられる。けが人のうち、１１人が重体という。

現場はマンハッタンからブロンクス地区へハーレム川を越えてすぐの地区で、急カーブがあり、乗客の一人はＡＢＣテレビに、列車が普段より速く走っていたと語った。何両かは完全に横転し、川までわずかの地点で停止した。潜水隊員も捜索に参加している。

在ニューヨーク日本総領事館によると1日午前10時現在、事故に日本人が巻き込まれたという情報はない。