駐日アメリカ大使のキャロライン・ケネディ氏が1月18日、Twitterに「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」と書き込んだ。
イルカの追い込み漁は、小型鯨類を沖合から湾に追い込んで捕獲するという物。日本では和歌山県太地町で行われている。2009年に太地町の漁に対して批判的な映画「ザ・コーヴ」が公開されて、国内外で広く知られる事になった。ケネディ氏のツイートは以下の通り。
これに対し、ネット上では賛同する意見もある一方で、さまざまな反論を呼んでいる。
■ケネディ大使に賛同する意見
■ケネディ大使を批判する意見
こうした中で、自民党参院議員の佐藤正久氏はTwitter上で「追い込み漁は地元の伝統文化の側面もあり、駐日大使が意見する内容としてはどうかと思う」と、ケネディ氏のツイートに疑問を呈した。
【※】今回、キャロライン・ケネディ氏がイルカの追い込み漁に反対する声明を出したことを、どう思いますか?イルカ猟の是非も含めてコメント欄にご意見をお寄せください。
イルカの追い込み漁は、小型鯨類を沖合から湾に追い込んで捕獲するという物。日本では和歌山県太地町で行われている。2009年に太地町の漁に対して批判的な映画「ザ・コーヴ」が公開されて、国内外で広く知られる事になった。ケネディ氏のツイートは以下の通り。
米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています。
— キャロライン・ケネディ駐日米国大使 (@CarolineKennedy) 2014, 1月 18
これに対し、ネット上では賛同する意見もある一方で、さまざまな反論を呼んでいる。
■ケネディ大使に賛同する意見
ケネディ大使の「太地町イルカ追い込み漁批判」については、twitterが感情的な反論に溢れているのに唖然。皆そんなに毎日イルカを「美味い美味い」と食ってるのだろうか。私はイルカは一度も食ったことないし、国際的に非難を呼ぶあんな殺し方をしてもらう必要はまったく感じないのだが。
— windtown (@skylinetky) 2014, 1月 20
■ケネディ大使を批判する意見
イルカや鯨の漁は、当然日本だけのものではない。デンマークのイルカ追い込み漁なんかは有名だし、当のアメリカにしたってアラスカのイヌイットに対して、一定量の捕鯨を認めている。何で日本に対してのみ、これだけ風当たりが強いのか。そもそも外の人間がどうこう言う筋のものなのか。
— とーま (@toma_jp) 2014, 1月 20
イルカ追い込み漁の件が話題になっているが、この件はケネディがあまりにも浅い。彼女は食用の牛や豚が殺される過程を見たことがないのだろう。運動家に都合の良い映像だけ見せられている。今のアメリカ政権はパペットが多い
— 木島緑 (@uyokusayoku) 2014, 1月 20
こうした中で、自民党参院議員の佐藤正久氏はTwitter上で「追い込み漁は地元の伝統文化の側面もあり、駐日大使が意見する内容としてはどうかと思う」と、ケネディ氏のツイートに疑問を呈した。
ケネディ駐日大使が和歌山県大地町のイルカ追い込み漁に「米国政府は反対」とツイッターで意見表明。他方、追い込み漁は地元の伝統文化の側面もあり、駐日大使が意見する内容としてはどうかと思う。安倍総理の靖国神社参拝への対応といい、オバマ政権のアジア・日本担当はこれまでと違う感じだ。
— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2014, 1月 19
【※】今回、キャロライン・ケネディ氏がイルカの追い込み漁に反対する声明を出したことを、どう思いますか?イルカ猟の是非も含めてコメント欄にご意見をお寄せください。