逃走容疑者、スクーター使用か 「2人乗り」目撃情報
集団強姦(ごうかん)や強盗などの疑いで逮捕された杉本裕太容疑者(20)が7日、川崎市川崎区の横浜地検川崎支部から逃走した事件で、同じ時間帯に、現場近くで若い男2人が乗ったスクーターが目撃されていたことが神奈川県警への取材でわかった。県警は、1人が杉本容疑者だった可能性もあるとみて、周辺の防犯カメラの分析などを進めている。
県警によると、杉本容疑者は7日午後2時15分ごろ、地検支部の取調室で弁護士との接見中に腰縄をすり抜け、庁舎を出た後、北側に逃げた。スクーターが目撃されたのは午後2時~3時ごろで、支部から北に約300メートル離れた路上。2人ともヘルメットをかぶり、西に向かったという。目撃した男性は「1人は薄着に見えた」と話したという。
スクーターの目撃地点と地検支部の間にある民家の庭では、杉本容疑者が脱ぎ捨てたとみられる白いトレーナーが見つかっている。トレーナーの下は灰色で丸首、長袖の肌着を着ていた。民家と目撃地点の間にある防犯カメラにも灰色の人影が映っていたという。
県警は杉本容疑者を全国に指名手配し、8日も4千人態勢で捜索を続けた。逃走から丸1日以上たっていることから、逃走に協力したり、連絡を取り合ったりする仲間がいる可能性もあるとみて、友人20人以上から事情を聴いている。
杉本容疑者は逃走直前、「腰縄が緩くなった」と言い、立ち会いの県警留置管理課の50代の巡査部長が立たせて後ろから確認しようとしたところ、急に縄を下げてすり抜けていた。手錠は外しており、部屋のドアは施錠されていなかった。
集団強姦(ごうかん)や強盗などの疑いで逮捕された杉本裕太容疑者(20)が7日、川崎市川崎区の横浜地検川崎支部から逃走した事件で、同じ時間帯に、現場近くで若い男2人が乗ったスクーターが目撃されていたことが神奈川県警への取材でわかった。県警は、1人が杉本容疑者だった可能性もあるとみて、周辺の防犯カメラの分析などを進めている。
県警によると、杉本容疑者は7日午後2時15分ごろ、地検支部の取調室で弁護士との接見中に腰縄をすり抜け、庁舎を出た後、北側に逃げた。スクーターが目撃されたのは午後2時~3時ごろで、支部から北に約300メートル離れた路上。2人ともヘルメットをかぶり、西に向かったという。目撃した男性は「1人は薄着に見えた」と話したという。
スクーターの目撃地点と地検支部の間にある民家の庭では、杉本容疑者が脱ぎ捨てたとみられる白いトレーナーが見つかっている。トレーナーの下は灰色で丸首、長袖の肌着を着ていた。民家と目撃地点の間にある防犯カメラにも灰色の人影が映っていたという。
県警は杉本容疑者を全国に指名手配し、8日も4千人態勢で捜索を続けた。逃走から丸1日以上たっていることから、逃走に協力したり、連絡を取り合ったりする仲間がいる可能性もあるとみて、友人20人以上から事情を聴いている。
杉本容疑者は逃走直前、「腰縄が緩くなった」と言い、立ち会いの県警留置管理課の50代の巡査部長が立たせて後ろから確認しようとしたところ、急に縄を下げてすり抜けていた。手錠は外しており、部屋のドアは施錠されていなかった。