江渡防衛相に3285万円 任意団体が11年間寄付
江渡聡徳(あきのり)防衛相が代表を務める「自民党青森県第2選挙区支部」に対し、同じ場所にある任意団体「政経福祉懇話会」が、2012年までの11年間で3285万円を寄付していることが31日、国会で問題視された。野党側は、会の実態が江渡氏個人の支援団体なのに、政治資金規正法の対象となる「政治団体」の届け出がないのは「脱法行為だ」と批判。江渡氏は「会員相互の親睦が目的で、何ら問題ない」と反論した。
政治資金規正法は、特定の政治家を支持する活動を本来の目的とする団体を政治団体と規定。政治資金をどこから集め、どう使ったかを記録する収支報告書の作成と提出を義務付ける。任意団体は、対象外だ。
献金を受けた自民党青森県第2選挙区支部の収支報告書によると、政経福祉懇話会の所在地は青森県十和田市内の同支部と同じで、代表は市内の建設会社社長。江渡氏のホームページでも「エトマン(江渡氏)の支援企業の会」と紹介されている。
江渡聡徳(あきのり)防衛相が代表を務める「自民党青森県第2選挙区支部」に対し、同じ場所にある任意団体「政経福祉懇話会」が、2012年までの11年間で3285万円を寄付していることが31日、国会で問題視された。野党側は、会の実態が江渡氏個人の支援団体なのに、政治資金規正法の対象となる「政治団体」の届け出がないのは「脱法行為だ」と批判。江渡氏は「会員相互の親睦が目的で、何ら問題ない」と反論した。
政治資金規正法は、特定の政治家を支持する活動を本来の目的とする団体を政治団体と規定。政治資金をどこから集め、どう使ったかを記録する収支報告書の作成と提出を義務付ける。任意団体は、対象外だ。
献金を受けた自民党青森県第2選挙区支部の収支報告書によると、政経福祉懇話会の所在地は青森県十和田市内の同支部と同じで、代表は市内の建設会社社長。江渡氏のホームページでも「エトマン(江渡氏)の支援企業の会」と紹介されている。