那覇市議会、知事に抗議 辺野古承認を批判
那覇市議会は6日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の埋め立て申請を仲井真弘多(ひろかず)知事が承認したことに抗議する意見書を、賛成多数で可決した。知事に対し、「これまでの公約や議会答弁と、承認は全く矛盾する」と批判した。同県内の市町村議会が知事承認に抗議するのは初めて。
仲井真氏は、先月25日に安倍晋三首相が普天間の「5年以内の運用停止」に取り組む姿勢を示したことなどを踏まえ、27日に申請を承認した。意見書では、首相の発言は「閣議決定でもなく担保力もないもので、いわゆる口約束にすぎない」と酷評。知事の言動に「県民の落胆は計り知れないものがある」とした。
一方、5日には、知事公舎を宜野湾や浦添、石垣などの4市長や県選出自民党国会議員らが訪問。「承認は良かった」などと知事を支持する意向を伝えた。
那覇市議会は6日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の埋め立て申請を仲井真弘多(ひろかず)知事が承認したことに抗議する意見書を、賛成多数で可決した。知事に対し、「これまでの公約や議会答弁と、承認は全く矛盾する」と批判した。同県内の市町村議会が知事承認に抗議するのは初めて。
仲井真氏は、先月25日に安倍晋三首相が普天間の「5年以内の運用停止」に取り組む姿勢を示したことなどを踏まえ、27日に申請を承認した。意見書では、首相の発言は「閣議決定でもなく担保力もないもので、いわゆる口約束にすぎない」と酷評。知事の言動に「県民の落胆は計り知れないものがある」とした。
一方、5日には、知事公舎を宜野湾や浦添、石垣などの4市長や県選出自民党国会議員らが訪問。「承認は良かった」などと知事を支持する意向を伝えた。