NASAが撮影した台風19号の画像 (C)NASA Goddard MODIS Rapid Response Team
「今年最強」とされる台風19号が、日本列島に接近している。上の写真は、フィリピン海上空にある大型で非常に強い台風19号を、アメリカ航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「アクア」が日本時間10月9日午後1時25分に撮影したものだ。写真では台風の目をはっきりと見ることができ、専門家によれば強力な台風の典型的な特長を示しているという。
また、大気温度や湿度、地表面温度などを測定する「エアーズ」が捕らえた下の画像では、台風19号の中心付近で強力な雷雨(紫色の部分)が起こっていることが分かった。
「エアーズ」が撮影した台風19号の画像 (C)NASA JPL, Ed Olsen
気象庁によると10日午後3時50現在、台風19号は、沖縄の南海上を1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は920ヘクトパスカル、最大風速は50メートル。
台風19号は今後も非常に強い勢力のまま北上し、11日から12日にかけて沖縄地方から奄美地方に接近する見込み。気象庁は暴風、高波に厳重に警戒するよう呼びかけている。
台風19号の進路予想図=気象庁のサイトより
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