御嶽山捜索、最多550人投入し再開 山岳の専門部隊も
55人が死亡し、8人の安否がわかっていない御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、長野県は10日朝から捜索を再開した。自衛隊や警察、消防の捜索隊は、これまでで最も多い約550人を陸路とヘリで山頂付近に派遣し、登山者の発見を急いでいる。
気象庁によると、10日は雨の予想はないが、山頂周辺は降雪の時期が近いほか、台風19号の日本列島への接近も予想されている。この日は警視庁の山岳救助の専門部隊なども加わり、後方支援も含めてこれまでで最多の約1100人態勢で活動を開始。登山道から外れた急斜面にも範囲を広げ、積もった火山灰の中を重点的に捜索する方針だ。
山頂付近はこれまでの雨で火山灰がぬかるみ、夜間に氷が張るなどしている。警視庁警備部の石川誠危機管理対策官は「過酷な現場だが、全力を挙げて捜索したい」と話した。
55人が死亡し、8人の安否がわかっていない御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、長野県は10日朝から捜索を再開した。自衛隊や警察、消防の捜索隊は、これまでで最も多い約550人を陸路とヘリで山頂付近に派遣し、登山者の発見を急いでいる。
気象庁によると、10日は雨の予想はないが、山頂周辺は降雪の時期が近いほか、台風19号の日本列島への接近も予想されている。この日は警視庁の山岳救助の専門部隊なども加わり、後方支援も含めてこれまでで最多の約1100人態勢で活動を開始。登山道から外れた急斜面にも範囲を広げ、積もった火山灰の中を重点的に捜索する方針だ。
山頂付近はこれまでの雨で火山灰がぬかるみ、夜間に氷が張るなどしている。警視庁警備部の石川誠危機管理対策官は「過酷な現場だが、全力を挙げて捜索したい」と話した。