インターネット通販大手のアマゾン(Amazon.co.jp、Amazon)は10月1日、住宅設備メーカーなどと共同で、大型の郵便受けを開発したと発表した。ネット通販で注文した商品が、配達の際に自宅の郵便受けに入らない事例が増えていることが開発の理由。受取人不在時の再配達を減らし、物流コストを減らすことが狙いとされる。
Amazonでは、同社が規定する小さいサイズの商品荷物は、受取人不在でも郵便受けに投函するメール便で配送している。Amazonからメール便の配送を請け負う日本郵便は、6月1日から追跡機能のついた「ゆうパケット」というメール便サービスを開始。配送できる荷物の厚さを、それまでの「ゆうメール」の2センチから3センチに広げたり、配送にかかる時間を大幅に短縮したりするなど、他社のメール便と差別化した。
ところが、厚さを3センチにしたことでによって、メール便での配送物が受取人の郵便受けに入らない事例が続出。Amazonと郵便受けの共同開発を行う郵便受けメーカー・ナスタはハフポスト日本版の取材に対し「Amazonからのメール便の65%が住宅のポストに入らない状況になっていた」と述べた。受取人が不在の場合は、「ゆうパケット」であっても配達員が再訪問しなければならず、コストがかさむ。このため、Amazon、日本郵便、ナスタの3社で、大型郵便受けの開発した。
開発した郵便受けのうち、戸建て住宅用の商品は10月1日からAmazonで販売を開始。2日午前11時現在は3万2080円(税込み)で販売されている。購入者にはAmazonがポイントを還元をするほか、設置者には日本郵便が手数料を支払うなどの特典が設けられている。
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