新疆の同時爆発、計50人死亡 容疑者40人射殺・自爆
中国の新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州のブグル県で21日に起きた爆発事件で、自治区政府系ニュースサイト「天山網」は25日夜、事件で計50人が死亡したと伝えた。
天山網によると、同県内で21日夕方の同じ時間帯に、商店入り口や派出所など少なくとも4カ所が爆発物で襲われた。住民6人と警察関係者4人が犠牲になったほか、54人が負傷した。容疑者のうち40人が射殺もしくは自爆により死亡、2人が拘束された。当局は「重大な暴力テロ襲撃事件」と断定。射殺された主犯として、ウイグル族とみられる名前を挙げている。負傷者は32人がウイグル族で、22人が漢族という。
事件の詳細は明らかになっていないが、漢族と少数民族のウイグル族の対立が原因となった可能性がある。(上海=金順姫)
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