女優・宮沢りえ（41）の母で、所属事務所代表取締役を務める宮沢光子（みやざわ・みつこ）さんが23日、死去した。65歳だった。肝腫瘍の診断を受け、自宅療養中だった。通夜、葬儀は近親者で行った。
24日夜、所属事務所を通じてマスコミ各社に署名入りのFAXを送付した宮沢は「最期に、生きるということの美しさと、凄まじさと、その価値を教えてもらいました。そういった全ての宝物を胸に、私は、役者として、母として、女として、惜しみなく生きようと思います」（原文ママ）とコメントを発表した。
宮沢は現在、東京・渋谷シアターコクーンの舞台『火のようにさみしい姉がいて』（演出・蜷川幸雄）に出演中で、東京公演は30日まで。