カタルーニャ州、住民投票法可決 スペインから独立問う
スペインからの独立を求めるカタルーニャ州の州議会は19日、独立の賛否を問う住民投票を実施するための関連州法を賛成多数で可決した。11月9日に実施する考えだ。ただ、ラホイ首相をはじめ中央政府は強く反対しており、憲法裁判所の判断を仰ぐ見通し。合法的な住民投票がすんなりと実現する見通しは乏しい。
州議会は独立賛成派が圧倒しており、投票結果は賛成106、反対28だった。カタルーニャは、独自の言語や文化を持ち、州都バルセロナを中心に経済的に豊かな地域。ユーロ危機後、「税金が貧しい地域に回る」との不満もあって独立運動が勢いを増した。(パリ=青田秀樹)
スペインからの独立を求めるカタルーニャ州の州議会は19日、独立の賛否を問う住民投票を実施するための関連州法を賛成多数で可決した。11月9日に実施する考えだ。ただ、ラホイ首相をはじめ中央政府は強く反対しており、憲法裁判所の判断を仰ぐ見通し。合法的な住民投票がすんなりと実現する見通しは乏しい。
州議会は独立賛成派が圧倒しており、投票結果は賛成106、反対28だった。カタルーニャは、独自の言語や文化を持ち、州都バルセロナを中心に経済的に豊かな地域。ユーロ危機後、「税金が貧しい地域に回る」との不満もあって独立運動が勢いを増した。(パリ=青田秀樹)