地下水から210万ベクレル、過去最高 福島第一
東京電力は27日、福島第一原発のタービン建屋東側の護岸の観測井戸で放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり210万ベクレル検出されたと発表した。過去最高値という。
東電によると、検出されたのは1、2号機の取水口の間にある護岸の観測井戸で、26日に採取した地下水。これまでの最高値は19日に採取した190万ベクレルだった。この観測井戸では値の上昇傾向が続いているが、東電は「上昇の理由はよくわからない」としている。
(朝日新聞社提供)