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日本人の8人に1人が75歳以上 「敬老の日」に合わせて人口推計

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2014年は、75歳以上の高齢が全人口に占める割合が12.5%となり、初めて8人に1人が75歳以上となった。人数でみると前年に比べて、590万人増加して2383万人。9月15日の「敬老の日」に合わせる形で総務省が発表した人口推計によって明らかになった。日本社会の高齢化がますます進んでいることが浮き彫りになった。

戦後まもない1950年には80人に1人だったのが、1991年には20人に1人、2008年には10人に1人と増加していき、現在では8人に1人。64年間で75歳以上が占める割合は、10倍近くに膨れあがった計算だ。

また、65歳以上の高齢者は、3296万人で過去最多を更新した。全人口のうちの25.9%で、4人に1人の計算だ。前年の25.0%に比べて増加したのは、1947〜1949年の第1次ベビーブーム期に出生した「団塊の世代」のうち、1949年生まれが、新たに65歳に達したことによるものと考えられている。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、2035年には65歳以上の人口割合が33.4%、75歳以上人口の割合が20.0%となり、3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になると見込まれている。

aged population japan1
高齢者人口及び割合の推移

核家族化で、一人暮らしのお年寄りが増えていることも判明している。1983年から2013年までの30年間でみると、65歳以上の高齢者のいる夫婦世帯は4.0倍なのに比較して、65歳以上の高齢単身世帯は5.6倍となった。

aged population japan2
高齢者のいる世帯の推移

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