有村架純、髪20センチカット 福士蒼汰とW主演で『ストロボ・エッジ』実写映画化
『別冊マーガレット』(集英社)で2007年から2010年にかけて連載され、コミックス全10巻の累計発行部数450万部の人気少女漫画『ストロボ・エッジ』(原作:咲坂伊緒)が、俳優の福士蒼汰と有村架純のW主演で実写映画化されることが10日、わかった。有村は役作りのため、トレードマークのロングヘアを20センチもカット。デビュー以来、一度も髪を短くしたことのなかった有村が、今までにないボブヘアでヒロイン・仁菜子を演じる。
ORICON STYLEによる「2014年上半期ブレイク俳優ランキング」1位の福士と同じく「2014年上半期ブレイク女優ランキング」1位の有村。今、最も旬な二人は、連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)、『スターマン・この星の恋』(関西テレビ・フジテレビ系)、『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)に続き、今作で4度目の共演となる。
同作は、登場人物たちの切ない片想いを丁寧に描き、今もなお幅広い世代に愛され続けているピュアラブストーリー。現在、アニメが放送中で、本田翼&東出昌大のW主演で実写映画化も控える咲坂氏原作の『アオハライド』の原点とも言える作品。
有村が演じる木下仁菜子は、福士が演じる一ノ瀬蓮に恋をしていると自覚するのとほぼ同時に蓮に恋人がいることが発覚してしまう。「今回の作品は少女漫画が原作になっていますが、日常を切り取ったような作品に出来たらいいなと思っています。ゆっくりと温かい時間が流れる中で、好きっていう気持ちだったり、喜怒哀楽を感じてもらえればいいなと思うので、精一杯、蓮君に恋してぶつかっていければと思います」と意気込む。
一方、中学の時から付き合っている彼女がいるものの、仁菜子の真っすぐな想いに触れるうちに心が揺れる蓮を演じる福士は、生まれて初めて読んだ少女漫画がこの『ストロボ・エッジ』で、「もし自分が蓮を演じるなら、こうしたい!」と考えながら読んでいたという。これまでのインタビューでも理想の男性像に、「完成した作品を観た時にやってよかったって思える作品にしていきたい」と気合十分だ。
また、原作者の咲坂氏も「既に完結している作品だったので、今回実写映画化が決まり驚きとともに大変うれしく思っています」と、『アオハライド』に続いての映画化を喜び、「蓮役の福士さんも仁菜子役の有村さんもイメージとぴったりでお二人がどんな演技をしてくださるのか今から本当に楽しみ」と期待を寄せている。
監督は、『余命1ヶ月の花嫁』(2009年)や『100回泣くこと』(2013年)など、繊細かつ確かな演出力で高く評価されている廣木隆一氏が務める。同作にはほかに、安堂拓海役の山田裕貴、是永麻由香役の佐藤ありさ、是永大樹役の入江甚儀、杉本真央役の黒島結菜というフレッシュな若手俳優陣が集結。2015年3月公開予定。
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