ユダヤ人少年の殺害を直接のきっかけとした、イスラエルとハマスの報復合戦。ガザ空爆により、パレスチナ側には700人を超える死者が出るなど、イスラエルに国際的な非難が集まっている。そんな中、イスラエル軍は、TwitterやFacebook、ブログ、Flickrなどソーシャルメディアを活用して自らの正当性を訴えている。
その内容は、動画やインフォグラフィックなど多彩な方法で、戦果やハマスを非難するメッセージを伝えるもので、「現代の戦争プロパガンダ」を展開している。
「あなたなら、どうする?」。各国の名所がロケット攻撃にさらされている様子を描いたポスター。
「明らかだ。ハマスはイスラエルの民間人を脅かしている。そうはさせない」。世界大戦時のような、戦意高揚ポスター。
「ハマスは民間人の家を軍事目的に使っている」とするインフォグラフィック。
亡くなった兵士の名前と年齢、場所を記したインフォグラフィック。
「イスラエルの家族が目覚めたら、こうなっていました」。ガザから受けた攻撃を伝える写真。
「イスラエルは市民を守るために武器を使う。ハマスは武器を守るために市民を使う」。
こうしたキャンペーンは、デザイン性、コピー文などどれも手の込んだ「プロの仕事」。情報発信に重きを置いていることが伺われる内容だ。一方、ハマスによるネットを使った、英語での発信は極端に少ない。英語版公式ホームページは建設中となっているほか、Twitterアカウントもわずか5ツイート。
しかし、最新の更新となる18日の投稿では、イスラエルとの対決姿勢を明確に記述している。
「片手に銃を。もう片手に子供を。シオニストたちと戦う準備は、できている」。
【イスラエル・ハマス関連の記事】
その内容は、動画やインフォグラフィックなど多彩な方法で、戦果やハマスを非難するメッセージを伝えるもので、「現代の戦争プロパガンダ」を展開している。
「あなたなら、どうする?」。各国の名所がロケット攻撃にさらされている様子を描いたポスター。
「明らかだ。ハマスはイスラエルの民間人を脅かしている。そうはさせない」。世界大戦時のような、戦意高揚ポスター。
「ハマスは民間人の家を軍事目的に使っている」とするインフォグラフィック。
Crime: Hamas uses Palestinian homes in Gaza for military purposes. pic.twitter.com/kEilCurYPK
— IDF (@IDFSpokesperson) July 24, 2014
亡くなった兵士の名前と年齢、場所を記したインフォグラフィック。
「イスラエルの家族が目覚めたら、こうなっていました」。ガザから受けた攻撃を伝える写真。
「イスラエルは市民を守るために武器を使う。ハマスは武器を守るために市民を使う」。
こうしたキャンペーンは、デザイン性、コピー文などどれも手の込んだ「プロの仕事」。情報発信に重きを置いていることが伺われる内容だ。一方、ハマスによるネットを使った、英語での発信は極端に少ない。英語版公式ホームページは建設中となっているほか、Twitterアカウントもわずか5ツイート。
しかし、最新の更新となる18日の投稿では、イスラエルとの対決姿勢を明確に記述している。
「片手に銃を。もう片手に子供を。シオニストたちと戦う準備は、できている」。
With a gun in one hand and a child in the other we are ready to face the zionist enemy. #gaza
— Hamas Global PR (@HamasGlobalPR) July 18, 2014
【イスラエル・ハマス関連の記事】
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