Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 62489

イスラエル軍のソーシャルメディア戦略は「現代のプロパガンダ」だ

ユダヤ人少年の殺害を直接のきっかけとした、イスラエルとハマスの報復合戦。ガザ空爆により、パレスチナ側には700人を超える死者が出るなど、イスラエルに国際的な非難が集まっている。そんな中、イスラエル軍は、TwitterやFacebook、ブログ、Flickrなどソーシャルメディアを活用して自らの正当性を訴えている。

その内容は、動画やインフォグラフィックなど多彩な方法で、戦果やハマスを非難するメッセージを伝えるもので、「現代の戦争プロパガンダ」を展開している。

「あなたなら、どうする?」。各国の名所がロケット攻撃にさらされている様子を描いたポスター。








「明らかだ。ハマスはイスラエルの民間人を脅かしている。そうはさせない」。世界大戦時のような、戦意高揚ポスター。





「ハマスは民間人の家を軍事目的に使っている」とするインフォグラフィック。





亡くなった兵士の名前と年齢、場所を記したインフォグラフィック。




「イスラエルの家族が目覚めたら、こうなっていました」。ガザから受けた攻撃を伝える写真。




「イスラエルは市民を守るために武器を使う。ハマスは武器を守るために市民を使う」。




こうしたキャンペーンは、デザイン性、コピー文などどれも手の込んだ「プロの仕事」。情報発信に重きを置いていることが伺われる内容だ。一方、ハマスによるネットを使った、英語での発信は極端に少ない。英語版公式ホームページは建設中となっているほか、Twitterアカウントもわずか5ツイート。

しかし、最新の更新となる18日の投稿では、イスラエルとの対決姿勢を明確に記述している。

「片手に銃を。もう片手に子供を。シオニストたちと戦う準備は、できている」。






【イスラエル・ハマス関連の記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています


ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています

Viewing all articles
Browse latest Browse all 62489

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>