街中の一般人から無料で仕入れた"秘密"に値段を付けて売っているという「ひみつ屋」が話題を呼んでいる。運営しているのは木村りべかさんで、東京23区内を手作りの屋台で移動する。活動場所や日程はSNSで告知しており、提供者はメモ帳ほどの小さな紙に秘密を記入し、セメントで好きな形に固める。
31日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した木村さんによると、自身に秘密ができてしまった時に「みんな秘密があるなと思った。じゃあ形にして集めようかなと思った」のが、ひみつ屋を始めたきっかけだという。
値段は提供者の言い値で、価格帯は0円〜5000兆円。最高額の秘密は、新宿で女性に書いてもらったものだという。一日の入荷は5〜10個程度で、「売れるのは5個くらい。売れない時もある」。売上は基本的に運営資金となるが、「ご希望の提供者には全額振り込ませて頂いている」。
現在、「クソな秘密」「みんなの夢を壊してしまう秘密」など、100個以上の在庫がある。「家庭が崩壊する秘密」(2980円)を購入、その場で金槌でセメントを割って内容を見たレポーターのイケキャス・青峰佑樹は「えー!。覚悟が見られますね。うわー、すごい」と悶絶。木村さんに「中身は公開しないでください」と制止され、「言いたいけど、ダメですよね...心に留めておきます」と興奮気味に話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)