性の悩みがあっても、なかなか周りに相談しにくい現実がある。SHELLYがMCを務める男子禁制の『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、今回初めて男子ゲストを解禁。男性の性の悩みにプロが徹底的に答えた。
(お笑いコンビ・ストレッチーズの高木貫太さん)
「男子校でも思春期なので(性の悩みは)なかなか聞けなかった」と話すのは、お笑いコンビ「ストレッチーズ」の高木貫太さんだ。高木さんが自慰を始めた中学2年生の頃、具体的な手の使い方がわからなかったという。大人になるにつれ、正しいやり方を知ったときに「こっちのほうがいいって感動した」と振り返る。同じくストレッチーズの福島敏貴さんも「小学3年生のときに、ただなでるやり方をしていた。中学1年生になって正しいやり方を知った」と共感。
(医師・今井伸先生)
男性の不妊治療・性機能の専門家である泌尿器科の医師、今井伸先生によると、性知識がないまま間違った自慰を繰り返すことで、膣内で射精できなくなってしまうケースも多いという。今井先生は「床や布団にこすりつける自慰を続けていると、挿入して射精するのが難しくなる」とし、「膣内で射精ができないので不妊の原因にもなる」と説明した。実際に、不妊症の男性の1割は膣内射精障害で悩んでいる。
そんな今井先生が、正しい射精ができるようにまとめたのが「射精道~思春期編」だ。この射精道の中には「こすりつけるのは禁止」「勃起した状態で射精する」「1日に何回してもいい」など、射精の仕方を詳しく解説している。自慰の練習を積み重ね、自在にコントロールできるようになることが目標だ。
また、最近では自慰をする道具としてTENGAを使う人もいる。今井先生によると、膣内射精障害で悩んでいる人の治療の一貫としてTENGAが用いられることもあるという。治療用のTENGAは5段階の硬さになっており、硬いものから徐々にやわらかいものに慣れていき、膣内の環境に近づけていく。
一方で、正しい避妊具のつけ方を知っているかと聞かれると、年齢=彼女いない歴である番組制作ADの今井翔太さんは「素人の人としたことがないから持っていない」と告白。風俗などのお店では避妊具をつけてもらうため、自分で練習してつけたことはないとした。
避妊具をつけることは、妊娠だけでなく性病の予防にもつながる。今井先生は「風俗でもらってきた自分の性病が治っても、彼女に性病をうつして、それがまた自分にうつされる"ピンポン感染"になることもある」と指摘。性病のリスクを説明した。
(C)AbemaTV
(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)