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全身をガンに蝕まれて安楽死した愛犬デュークが、家族と過ごした最後の1日

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ロバーツ一家は、全身をガンに蝕まれた愛犬デュークを安楽死させなければならないことを知っていた。だから、この世で最後の日を、デュークにとって最もスペシャルな日にしてあげようと決めた。

KSLによると、ヒューストンに住むブラック・ラブラドールのデュークは数年前、足に骨肉腫があると診断された。骨肉腫は犬に発生する骨癌のなかでも、最も多い病気だ。骨肉腫により発生する腫瘍は悪性で、転移しやすい性質を持つ。

デュークの前足は切断されたが、腫瘍はどんどん大きくなり、肋骨が変形してデュークが感じる不快感が増していた。

アメリカ・ユタ州の放送局「KSL」によると、デュークの飼い主、ジョーダン・ロバーツ氏は7月7日月曜日にヒューストンの獣医との間で安楽死の予約を取った。しかし、 デュークに別れを告げる前にローバツ一家は、デュークが人生の最後にあたってとことん楽しんでもらうため、彼を連れて外出することに決めた。

ロバーツは、友人で動物を愛する写真家ロビン・アルーティ氏に、デュークの人生最後の瞬間をカメラに収めるよう頼んだ。

デュークはハンバーガーを食べ、ウォーターパークで水と戯れ、彼が最も愛した人たちに囲まれて最後の1日を過ごした。

アルーティ氏はハフィントンポストにメールで次のように述べた。「美しい光景だった。次から次へとね」

「その日はハンバーガーで始まり、少年たちが加わり、他の友達もやってきた。スプラッシュパークではのびのびと遊び、デュークはレインボーブリッジの下を歩いた。皮肉にも、レインボーブリッジはペットが亡くなった後に行く場所として語られている場所だ。私はとても光栄に思ったよ」

デュークのストーリーはバイラルメディアの「バズフィード」で取り上げられた後に広まり、多くの人がペットロスに関する体験談を共有する動機付けにもなった。

アルーティ氏は、「先日、ジョーダンからデューキーの目的は愛することと、人に元気を与えることで、デューキーが死後もそれを続けていることに感動している、と言われた」と明かした。

「ロバーツ一家はデューキーのことがとても恋しいけれど、彼は魂になって家族と一緒だと感じるという。ただ、彼らはこんな風にデューキーの話に反応が集まるとは思ってもみなかった。その時は、デューキーのストーリーがきっかけになって、こんなに多くの人が死んでしまった愛するペットについてのストーリーを共有することができる美しい場を作ることになるとは、もちろん思っていなかった。デュークの最後の1日の写真を撮影し、記録に残したことで多くの人がペットを旅立たせる辛い痛みを、ペットが生きている間に一緒に楽しい時間を過ごすことで、和らげることができると勇気づけたんだ」

以下は、ロビン・アルーティー氏による、デュークの最後の1日のストーリー。

より詳しい内容はロビン・アルーティー・フォトグラフィーへ。



[Cavan Sieczkowski (English) Translation by Gengo]

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