ベネッセ子供向けイベント原則中止 情報流出で対応
約760万件の顧客情報が流出した通信教育大手のベネッセホールディングス(HD)は12日、個人情報を集める目的で全国の行楽地や観光施設で開いてきた子ども向けのイベントを原則、中止する方針を明らかにした。
これらのイベントで集めた情報の一部も流出しており、参加者から不安の声が寄せられていた。土日に首都圏や関西、九州などで予定していた14件のイベントは、すべてとりやめる。
イベントは、行楽地や観光施設内にベネッセがブースを設置。来場した親子連れにクイズに答えてもらったり、スタンプを押してもらったりする。最後に文房具やおもちゃを記念品として渡すのと引き換えに、住所や電話番号などを記入してもらっていた。