(PTA委員長は)効率を度外視し、手描きイラストがメーンの手の込んだ広報誌を要求した。何度も面と向かってダメ出しされ、修正を迫られた。夏になって持病が悪化。係の変更可自体を申し出たが、聞き入れてもらえなかった。
(AERA 2014年4月7日号「共働き時代 PTA それでも必要か」より 2014/03/29)
なり手がいないPTAの制度を、現在のまま続けるのはおかしいのではないか――。インターネットでは、現在のPTA役員の仕事に疑問を呈する声も投稿されている。
PTAは専業主婦を前提にしているというのは本当にその通りで、謎のことが多いですよね。カーテン洗濯係として、夕方に学校にカーテンを外しに行ったら、既に外されていて先生から手渡しされ。それなら、下校時に子供に預けてくれればいいのに・・・とか。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) April 21, 2014
猛暑の中、子ども110番のお店や事業所の存在調査だん。スマホなかったらこの調査かなりきつかったかも。平日でないとシャッター閉まってるとこもあって、もう一度行くかどうか迷う。PTA、時間と手間のかかる業務多すぎ…orz
— miyamiyu (@miyamiyu33) July 15, 2012
つーか、新年度ってやらなきゃいけないことが多すぎなんだよね。PTAの書類も「新入生に向けた一式」と「在校生に向けた一式」と、「新役員に向けた一式」を同時進行で作らなきゃいけないし。それに加え、離任式後の歓送迎会だの総会だの……。4・5月は忙しい……。
— seeds@5/5 TIA108A24b (@seeds_starlite) April 17, 2014
PTAについては、「これまでの慣例だから」という理由で、今では必要なくなっていると思われる仕事もやっているようなんですよね。「役員が足りない」ってことは、「仕事が多すぎる」ということなんじゃないでしょうか。まずそこから考えないといけないと思うんですよね。
— 吉本 たいまつ (@taimatsu_torch) April 22, 2014
PTAに関わって「みんなでするための仕事」ってのが目的化しているのを見ているとなんだろな、と思うよ。親睦のためならいらんよ。本来するべきことがあるなかで親睦ってのは生まれるもんだ。
— tokabakichi (@tokabakichi) April 21, 2014
PTA主催の講演会とか広報誌の発行とか、もはやなんのためにやっているのかよく分からないものも多いしなぁ。この場合の「なんのためにやっているの?」ってのは、皮肉や嫌みなどではなく、本当にそのままの意味で、いったいなんのためにやっているのか?と思っているのだけど。
— サイ / 三原卓也 (@rhinoeye) April 21, 2014
一方、役員を行っている親からは、PTAの仕事を引き受けたがらない仕事を持つ親に対する不満もあるようだ。
バレーボールしてるお母さんたちはお互い様精神がとても浸透していて交代で子守りしながら練習も試合もこなす。当然と思ってる。だからPTAバレー大会で保体委員が子守りするのは当然のことだった。次年に委員になった人は、役員の仕事が子守りなのはおかしいってPTA会長に直訴したらしいけど。
— ぴっち (@nikapitch) March 23, 2014
あと、メディアはPTAは怖いんだって~と、若い保護者に刷り込むのはやめて欲しいです。はなから聞く耳を持たず、やりたくないと思っている保護者が多くなっていると感じる今日この頃です。
— 真木 (@hoity2013) March 15, 2014
PTAの役員決めの時期が来ました、毎年壮絶な争いが繰り広げられます。
一人一役の学校が増えてるようですね、大体の皆さんは私は無理ということでくじやジャンケンになります。
無理っていってる殆どの人は無理じゃないと思います、やりたくないワガママと誰かが…という甘えだと思います。
— カステラりゅー (@kasteraRYU) April 21, 2014
「働くママだけ、私たちに仕事を押しつけて、ずるーい」都内に住む30代の会社員女性は、自分が不在だったときのPTA会議の議事録を文字起こししていて、あぜんとした。約2時間の会議は途中からグダグダになり、最後はほとんど、会議に出席していた専業主婦ママによる、欠席していた働く母への悪口大会になっていたのだ。それらは「これ、文字起こしお願いね」と、専業ママからにっこり笑って渡されたレコーダーのなかにしっかり録音されていた。
(dot.「ママ友間でボイレコは武器になる? PTA会議の悪口録音 〈AERA〉」より 2013/08/12 16:00)
また、PTA役員には「できれば女性の方で」という要請もされることがあり、男性の保護者からは性差別だと捉えられることもあるようだ。
今日は #小学校 #PTA の新旧委員引き継ぎ会。石田は 新学級代表 として参加。ここで 学年代表 を決める。しょっぱなに 旧委員 の方から「できれば女性の方で」とお話がある。理由は、本部と連絡が密に必要とか、平日の昼間に緊急の連絡があるかもとか、時間の自由がある専業主婦の方(続
— お好み焼きにはカープソースをどうぞ (@IshidaTsuyoshi) April 22, 2014
続)が良いとか。そんな理由を認めるわけにはいかない。専業主婦だって働いてるんだし、手を離せない時はある。石田は挙手して「良ければ私が学年代表やります」と発言。同じ学年の 学級代表 の方からは意義は無い。しかし、旧委員の方は、あれこれやめるべき理由を #小学校 #PTA (続
— お好み焼きにはカープソースをどうぞ (@IshidaTsuyoshi) April 22, 2014
続)述べる、そうしてるうちに今度は副会長の方がいらして、「男性の方は、一家の大黒柱として」とか言い出す。まあ、ジェンダーを他人に押し付ける方は、性別に関わらずいらっしゃることは知ってたから、そんなには驚かなかったが「一家の大黒柱」なんて、久々に聞いたよ。#小学校 #PTA (続
— お好み焼きにはカープソースをどうぞ (@IshidaTsuyoshi) April 22, 2014
PTAの仕事はどのようにあるべきか。「PTAは強制ではないのだから無くすべき」という意見もあれば、PTAの仕事を見直そうとする動きも出ている。
父親は仕事で参加できなくて当然、母親はPTAのために仕事を休んで当然という考え方が根強くあります。これだけ働く女性が増えているのに、PTAという入れ物は昔のまま。何か事業をしようとしたら、一番高くつくのは人件費なのに、PTAとなると問答無用で無償で駆り出され、無駄な時間の使い方をされて、感謝もされない。
(WEB新書(Astand)「PTA不要論 誰が誰を支えているのか」より 2012/10/12)
誰かがやらなければならないが、自分はやりたくない仕事問題。せめて引き受けることのインセンティブが必要かと。 / “PTA:役員決めは罰ゲーム? やらない人はトイレ掃除も - 毎日新聞” http://t.co/0ememGdOx3
— 近田 (@chikadabot) April 21, 2014
@leeswijzer (承前)ワタクシがかつてPTA本部役員をやった経験でいえば,役職を引き受けた上で,「どうでもいい仕事」や「ムリな作業」は勝手にやめてしまって,反論はいっさい受け付けないという “トロイの木馬” 戦術はかなり有効だった.
— MINAKA Nobuhiro (@leeswijzer) April 22, 2014
@ptakoho_ouen 札幌市立札苗小PTAでは広報紙そのものを廃止しました。全ての委員会を廃止してボランティア制にする時、最も意見が多かったのが『PTA広報紙は不要』でした。http://t.co/G5JJJ8591q
— moepapa (@moepapapa) March 15, 2014
去年、保育園の父母会の会長をやりました。(中略)会長になって思い切り省力化してみよう、という作戦です。実績は、ざっとこんな感じ。
■全員入会|廃止→任意による入会
■集会|年10回→年3回
■集会の平均時間|2~3時間/回→20分/回
■広報誌|廃止→壁新聞
■運動会のクラスごとの集合写真|廃止→園全体の集合写真
■各種プリント|廃止→メール
■最高学年のクラスの保護者は全員役員|廃止→必要最低限の人数だけ役員
■父母会主催イベント「こどもまつり」&「親子遠足」|廃止→予算同額でプロのバルーンアートのパフォーマーに依頼
(「父母会の会長をやって、いろいろスリム化してみたよ。 | うめ」より 2014/04/18 13:08)
【※】今の時代、PTAはどのようにあるべきか。あなたの考えをお寄せください。