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なぜアニメやアイドルに、お金を注ぐの?「沼」にハマる女性たちを描く『浪費図鑑』の作者に聞いた

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オタク女子は、浪費する。

あるK-POPアイドルのファンは、ライブに行くための旅費として、1年間で130万円使った。別の人は、無名の若手俳優に恋をして、マフラーやコートなど2年間で30万円分のプレゼントを贈った。好きなアニメの同人誌を買いあさるため、家族から借金をした強者もいる。

通帳の残高が減り続けても、悲しみはない。愛するものにお金を使える幸福感があるから。

さまざまなジャンルに浪費する「オタク女子」12人の生態を描いた『浪費図鑑』(小学館)が注目を集めている。この本を書いた、社会人4人の匿名ユニット「劇団雌猫」の"ひらりさ"さんと"かん"さんに、話を聞いた。コツコツと貯金をするのが間違っているのではないか、と思ってしまうほど、お金と人生を楽しんでいた。

劇団雌猫のひらりささん(左)とかんさん(右)

■カレンダーが埋まる快感を買っている

——"ひらりさ"さん(以下、ひらりさ)と、"かん"さん(以下、かん)は、お二人とも一般企業につとめています。そうした「表の顔」とは別に、オタク女子の顔を持っていますね。

ひらりささんは、男性同士の恋愛を描くボーイズラブ(BL)の漫画からオタク道を走り出し、ピークでは1年に100万円程度を単行本や同人誌などに使っていた。かんさんは、人気漫画「ヒカルの碁」からオタク道に目覚め、NMB48の追っかけで完全開花。今は韓流アイドルにはまって、給料を注ぎ込んでいると聞きました。オタク女子って普段どんなお金の使い方をしているのでしょうか?

(ひらりさ)オタクの中には、好きなアニメのグッズやアイドルのブロマイドにどんどんお金をつぎ込む人もいれば、ライブや握手会などの体験に費やす人もいる。みんなお金を使って、自分なりの「幸福」を買っています。

(かん)ミュージカルオタクの人で、演劇の予定を書き込むため、カレンダーを埋めるのが快感だという人もいました。お金を使うというより、予定帳が空欄になる恐怖を避けようとしている。

(ひらりさ)オタクの人は、好きなアニメのグッズを買うのを半年以上前から予約して待っていたりしますよね。いま流行っているアニメが、グッズ化されるまでは時間がかかります。それまで辛抱強くしているんです。即物的にお金を払っているようで実は結構耐え忍ぶ消費という面もあるんです。

(かん)自分がお金を払ったチケットのミュージカルの上演日やグッズが販売される日まで、頑張って働く理由ができるし、「そこまでは死ねないな」って思う(笑)。生きる意味ができるって、みんなよく言います。孫の成長を見守るおじいちゃんみたいな感じです。「七五三までは死ねないぞ」みたいにいう高齢者と似ています。

■お金は「好き」を伝えるラブレター

——お二人が所属する「劇団雌猫」が全国約2000人のオタク女子にウェブアンケートをしたところ、「貯金なし」と答えた人が20%もいたそうですね。とにかくお金を使いまくっているんですね。

(ひらりさ)オタク女子がお金を使うのって、自己表現でもあるんです。「私はこの人が好きだ」ってことを主張するための大事な道具、それがお金なのかも。

(かん)アイドルを追いかけるオタク女子が、ファンクラブに入る時に、"(いち)推し(一番好きなメンバー)"を運営会社側から選ばされることが多い。そうすると、ファンクラブ経由でグッズを買うたびに「私は"推し"のためにお金を使ってるんだな」と自覚的にならざるを得ないんですよね。

第7回AKB48選抜総選挙で1位の指原莉乃さん=2015年6月6日

(ひらりさ)そうそう。AKB48の「総選挙」は、ファンが"推し"のCDを何枚買ったかによってメンバーに順位がつく仕組みですが、AKBに限らず同じような仕掛けはあります。

(かん)運営側のスタッフや企業もしっかり見てるんですよね。ある種、民主主義的な世界なのかもしれません。しっかりファンが声をあげないと"推し"の出番を減らされる気がしますしね。

(ひらりさ)自分がお金を投じたことが、次の興行につながったり、"推し"の活躍につながる喜びを得られるという意味では、パトロン的な感情もありますね。「私がこの人を養わないと」という意識はある。

■お金への姿勢が、まるで"税金"みたい

——推しのためにお金を使うのは分かるとはいえ、言い方悪いですが、お金を奪われているというか、搾取されているような気分にはならないのでしょうか...。

(かん)自分のお金がどう使われたかはめちゃくちゃ気にしますよ。男女問わず、オタクはしっかり見張ってると思います。通称「アイマス」って呼ばれている「アイドルマスター」というゲームがあるんですが、テレビCMに中居(正広)さんが起用された時は、オタクたちが「俺たちの課金で中居くんがキャスティングされたー!」と、かなりザワつきました。

(ひらりさ)賛否両論でしたね。自分たちの課金で、運営が潤ったのは嬉しいけど、有名タレントを起用するなど、そういう風に使って欲しかったわけじゃないと思ったオタクもいたかも。とにかくオタクは、自分が投じたお金の行く末にすごく自覚的です。

(かん)新曲やゲームのアップデート、新公演...なんにしても、お金を払っているコンテンツの出来が良くなければ気持ちが離れる場合もあります。例えば事務所が、楽曲を王道のアイドルソングからアーティスティックな感じに変えてきたとする。これまで支えてきたファンは「私たちに寄り添ってくれてないなぁ」という心情になるかもしれない。「オシャレすぎて意味わからん」と離れていったり。

ファンは運営に搾取されてる側面があることもわかってるけど、吸い取られっぱなしではない。

(ひらりさ)お金を払うことで批評することが許されるんだと思います。自分が投じたお金がどう使われたかについて、色々と感想を言うことができる権利を含めて、オタクはコンテンツを買っている。

■お金を使って「直接支援できる」

——ところで、アイドル史に残る「事件」といえばSMAPの解散と、2017年に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の独立組3人がファンサイト「新しい地図」をはじめとする活動を始めたことでした。オタク女子的にもビッグニュースだったと思います。

(かん)独立した3人のファンは、嬉しい部分もあるでしょうね。

ジャニーズって他のアイドルやコンテンツに比べて、巨大なジャニーズ組織の中で自分のお金がどこにどう使われたか、わかりにくいと聞きます。「新しい地図」は3人専用のプロジェクトですよね。お金を使えば3人を「今までより直接支援できる気持ちになる」と言っていたファンの方もいました。

(ひらりさ)ジャニーズってメジャーなグループは特に、そもそもそんなに直接お金をかけられる対象がないんですよね。昔、KAT-TUNがCM出演していたスズキの軽自動車「ソリオ」を買ったって人がいましたが(笑)。

基本的にはお金をかけられるものといったらコンサートのチケットやグッズぐらいです。コンサートの高額転売チケットを買っている人もいるようですが、それは運営に入るわけではないですし。

出演番組やCMの情報をしっかり追いかけるなど、どちらかと言うとお金より時間を費やすという人も少なくない。

(かん)「新しい地図」になって、今後色々な活動の中で課金先がいっぱい出てくると思うので、応援の態度は変わってくると思います。

(ひらりさ)ただ、直接支援モデルと親和性の高くないオタクもいます。一般的にジャニオタは、対象に対してある種のカリスマ性を求めている部分もあるので、身近に降りてきて欲しくないという感情もあるかもしれません。あんまりTwitterでつぶやいて欲しくない、とか。

愛を示す手段として、お金をどんな風に使いたいかは、本当に人それぞれなので。

■ミッキーマウスは「卒業のご報告」をしない

——アニメや漫画と違い、アイドルは引退や解散がつきものです。いくらお金を使っていても、愛の関係は突然終わりますよね。

(ひらりさ)自分が推している本人は辞めていなくても、グループ自体がゴタゴタすることもある。先ほどのSMAPの例もそうですね。

当然、グループが解散しても"推し"を好きでい続ける人もいます。でも、グループで仲がいい状態が好きだったからといって離れる人もいます。KAT-TUNが活動休止した時に、KAT-TUNから卒業して3代目J Soul Brothersに移ったファンが結構いたと聞きました。似ているところがあるのかな(笑)

(かん)せっかくお金も時間もかけて"推し"を応援していても、ある日突然、それが強制終了されてしまうこともあるということですね。

『浪費図鑑』の中で、ディズニーにハマる女性が登場します。彼女は「ミッキーは『ご報告』とか『大切なお知らせ』とか絶対言わない。私が健康である限り、変わらないミッキーを応援し続けられる」と書いてくれました。これに対する反響がすごく大きくて。

ディズニー以外では、"推し"のアイドルの卒業、恋愛スキャンダル、解散などがいきなり起きるから(笑)。

■卒業。それでもオタクは「やめられない」

——それにしても、ショックが大きすぎないでしょうか。そういうとき、オタク女子はどう生き抜くのですか。立ち直れなさそう...。

(ひらりさ)"推し"のスキャンダルで、止むを得ず次を探すオタクは多いです。特に劇的なきっかけがなくても、飽きたり、満足したりして、対象が変わっていくこともよくある。

(かん)オタクって共通言語が結構多いんです。例えば、女子ドルオタの間で使われる「トップオタ」という言葉。他のファンも実力を認めるトップクラスのファンという意味なんですが、K-POPや宝塚のファンの間にも同様の概念がある。ちょっとずつ違うけど、みんな価値観を共有しているから、次の"沼"というか、次の対象を求めやすい気がします。

「楽しい!」っていう記憶があるからやめられないんですよね。私は、何らかの形でずっとオタクだと思います。費やすお金が減っても、Twitterもあるし情報は入ってくる。オタク的な気持ちはずっと持ち続けると思います。

——なんだか人生観が変わりそうです。お金ってもっと自由なものなんですね。

(ひらりさ)『浪費図鑑』に登場したオタク女子の中には、ハマる対象は変わっても、完全にオタクであることやめた人は1人もいないと思います。

女性にとって、自分の自由なお金を使うことが認められてきたのって、この2、30年のことではないでしょうか。もちろん女性のオタクも昔からいますが、表立って消費と結びつけていいものではなかったと思うんです。

もちろんお金の話は、どうしても嫉妬とやっかみから切り離すことは難しい。誰だって好きなものに無尽蔵にお金を使いたいけど、収入は人それぞれなわけですから。

でも、お金を自覚的に使ったり、お金を使って自分を確かめるってすごく楽しいことだから。なるべくそうした嫉妬が少ない形でワイワイと、これからも愛とお金の話をできるといいなと思います。

■浪費図鑑—悪友たちのないしょ話—(小学館)/劇団雌猫


料理を取り分けたら…中国人夫「みっともない」 女性が料理を取り分けるのは日本だけ?

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日本人男性にはない外国人男性の魅力にハマる女性たちがいる。外国人男性と熱い愛を交わした女性たち。SHELLYが番組MCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTVで※毎週土曜23時から放送中)では、「ダーリンは外国人に限る」をテーマに、外国人男性に夢中になる女性たちの生態に迫った。

(黒人男性が大好きなナオミさん)

過去の「Wの悲喜劇 〜日本一過激なオンナのニュース〜」はAbemaビデオで無料視聴できます。

日本人女性たちは、外国人男性のどんな魅力に惹かれるのだろうか。黒人男性が大好きだというナオミさんは、外国人男性を好きになってしまう理由について「とにかく明るくてポジティブな部分が多い」と話す。ナオミさんいわく、「逆境でも生きていけそうなバイタリティや、動物的なエネルギッシュさを感じた」とのこと。悲観的になるよりも楽天的になる人が多く、貧しくても楽しみ方を見つけることができるという。

また、ナオミさんは「言葉の壁はある。喧嘩をして私が黙っていたら、言葉が通じなくてもいいからとりあえず吐き出せって言ってくれた。日本語でいいから吐き出してみろって(言われた)」と、黒人男性と付き合っていたときのエピソードを語り、「彼はまず自分の気持ちを表現するのが大事という考えで、新鮮だった」と話した。

(漫画家の音咲椿さん)

イケメン外国人との出会いを漫画に書いている漫画家の音咲椿さんは「ヨーロッパ系男性が好き」だという。ヨーロッパ系外国人の魅力について聞かれると「顔が好き」と即答。「外国人は愛情表現で『あなただけよ』っていう区別をつけてくれる。私の中で究極の恋愛」と説明した。

音咲さんが付き合っていたイタリア人の恋人いわく、愛情表現の仕方には段階があるようで「×(キスの省略形)」は「友達」。「Baci(キスの複数形)」は「ちょっと好き」、「un bacio!(最大の愛情表現)」は「あなただけにキス」という意味があると紹介。この愛情表現について音咲さんは「分かりやすいしうれしい」とコメントした。

女性が料理を取り分けたら...中国人夫「みっともない」と静止

(中国人男性との結婚、離婚を経験した石井晶子さん)

一方で、中国人男性との結婚、離婚を経験した石井晶子さんは「香港の人はエレベーターがくると止めておいてくれる」とエピソードを告白。「日本のおじさんはエレベーターがくると我先にと乗っていく。なんでああなっちゃうのかな」と苦笑い。

また石井さんは「中国は共働きが当然なので、先に帰る人がスーパーで買い物をしてご飯を作っている」と話し、家事や育児も片方に偏ることなく夫婦ともにこなすとした。石井さんいわく「日本ではレストランで大皿の料理がくると、女性が人数分を取り分けるけど、(中国では)そんなことをしたら、みっともないからやめろって言われた」とのこと。

(作家の渡辺ひろ乃さん)

40カ国以上の男性との関係を持ち、それを著書につづっている作家・渡辺ひろ乃さんは石井さんのトークを受け、「(日本でも)20代だと普通に取り分けてくれる若い男性も多くなっている」とした上で「日本の女性はすぐに(自分で)やっちゃうから(男性がやらなくなる)。やらないで待っていればいいんです」とコメントした。

AbemaTV/『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より)

(C)AbemaTV

(ライター/小林リズム)

1月6日放送「ダーリンは外国人に限る」Abemaビデオで過去の放送をチェック(無料)

【視聴予約がおすすめ!】

1月20日(土) 23時〜

Wの悲喜劇「SHELLY産休突入!サンキュー&お帰りお待ちしてますSP」

再放送は1月21日(日) 17時〜

(※ブラウザによっては「視聴予約」ページではなくAbemaTVトップページに飛ぶ場合がございます。その際は「番組表」から指定の番組名をご検索ください。詳細はAbemaTVガイドをチェック)

(2018年1月17日「AbemaTIMES」より転載)

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ビットコイン、ついに暴落 イーサリアムなど他の仮想通貨も軒並み値を下げる

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ビットコイン暴落のイメージ写真

ビットコインやその他の暗号通貨(仮想通貨)を持っているなら、今は目をつぶっていよう。もし投資しているなら、もうご存知のことかとは思うが、今日は暗号通貨市場全体が2桁以上下落した。

ビットコインの価格は12月4日以来、初めて1万2000ドルを下回り15%暴落した。一方、イーサリアムは、1000ドル近くまで20%以上も下落し、リップルは33%下落し1.23ドルになった(記事執筆時)。

価格の低下は大きな影響を与えてる。急速に人気価格チェッカーになったCoinmarketcap.comによれば、過去24時間のうち、時価総額トップ100の暗号通貨のうち、価格が下落しなかったのはわずか1つに過ぎない。その1つとはテザーだ。(※テザーは米ドルなどとの交換レートが固定されている)

ビットコインがちょうど1ヶ月前の12月16日に、2万ドル近くを記録したときとは大違いだ。

暗号通貨の市場総額トップ10のグラフはこんな感じ。ビットコインもイーサリアムもリップルも、のきなみ下落している。

11位から20位...

25位にやっと価格上昇の緑色が...

暗号通貨の価格に関連する他のすべてのものと同様に、この変動を起こしているものが何かは明確ではない。

昨日のブルームバーグの報道によると、中国は国内のインターネットユーザーたちが海外のビットコイン交換取引にアクセスするのを阻止する準備を進めているという。昨年中国は国内の取引所ICOを禁止している。

先週は、中央政府が中国内のbitcoinマイナーたちを追い出す動きを見せていることが明らかになった(中国のマイナーたちは、世界のマイナーの大部分を占めていると考えられている)。有力な業者は既にそれに備えて海外に展開を始めているが、そのニュースは市場を揺るがした。

韓国政府はビットコインと暗号通貨取引に対する全面規制は計画していないと表明したが、同政府による暗号通貨規制計画をめぐる憶測は乱れ飛んでいる。

暗号がこじれて、別の(トンデモ)理論を唱える者もいる:

1本の動画がこの下落を引き起こしたかもしれないなんて凄いことだ。これを引き起こした動画は、昨日のRedditのビットコインフォーラムに投稿され、ビットコインコミュニティにショックウェーブを送った:

もちろん、こうしたことはこれまでにも起きている。こうしたニュースは見慣れたものだろう...

暗号通貨市場は、先月のクリスマス前にも大幅な下落を経験しているが、それ以降評価額は回復してきていた、これがこの世界の移ろいやすい性質の現れなのだ。

そうした上昇が、今日の暴落に続いて起きる可能性はある。実際、ウォールストリートの銀行家たちが今週ボーナスを手にするため、金融市場の一部のウォッチャーたちは今週価格が急騰する可能性があると予測している。

注:著者は、ETHとBTCを含む少量の暗号通貨を所持している。

[原文へ]

(翻訳:sako)

この記事は「Bitcoin、Ethereumその他ほとんど全ての暗号通貨が暴落」を転載しました。

【関連記事】
暗号通貨100種類をリストアップ――4語以内で解説してみた

誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性

BitcoinマイニングのNiceHash、ハッキングで数千万ドルを失う

「北朝鮮に行くなら、遺言と葬式の準備を」 アメリカ国務省が死ぬこと前提のアドバイス

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「北朝鮮へ行くなら、遺言書を書いて葬式の準備をして」−−。アメリカの国務省が異例の勧告を出した。

国務省は1月10日に更新した渡航関連情報で、北朝鮮を最も危険なレベル4の「渡航禁止」としている。

「逮捕や長期的な拘束される深刻な恐れがある」ことを理由に、個人による北朝鮮への入国や経由を原則禁止しており、特別な許可がないと渡航できない。

万が一許可を得て北朝鮮に渡る人たちに向けて、"遺言書の作成"や"葬式の準備"といった強い文言で注意を促した。

「遺言書を書き、保険金の受け取り人を指定した上で、代理人弁護士を置く」

「子供やペット、所有する財産、葬式などをどうするか愛する人と相談する」

公式サイトでは、北朝鮮と国交がないため緊急な対応ができないことを強調。緊急時の情報源として、アメリカ政府のFacebookやTwitterをフォローするよう求めている。

アメリカ政府は、1年以上に渡って北朝鮮に拘束されたアメリカ人で元バージニア大学生のオットー・ワームビア氏が解放された数日後に死亡したことを受けて、同国への観光客の渡航を禁止した。ワームビア氏は脳に損傷を負っていたと報じられている

インディペンデント紙によると、過去10年、少なとも16人アメリカ国籍の人たちが北朝鮮に拘束されている。

「冗談じゃなくてこれが完成品」 “プロ”カメラマンに頼んだ家族写真にネット騒然

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世界中で「抱腹絶倒」を巻き起こしている写真がある。

まずはこちらを見て欲しい。

写真に写るのはアメリカ・ミズーリ州に住むザーリングさん一家。母親のパムさんが「これは冗談ではありません」というコメントとともに、えも言われぬ仕上がりの家族写真をFacebookに投稿したところ、40万件近くシェアされ、大きな話題を呼んだ。

パムさんによれば「自称『プロの』カメラマンに200〜250ドルを払って家族写真を撮ってもらった」のだという。

カメラマンは「美しくて、澄んでいて、晴れた日だったので、陰影がとても悪く出てしまった」と説明しつつ、「写真学校で一度も写真のレタッチ方法を習わなかった」と、言い訳したという。

「何年もこんなにお腹を抱えて笑ってないです。こんなのってありえますか?」とコミカルに綴ったパムさんの投稿に対して、「ウケる」「抱腹絶倒」「ホラー写真に加工するアプリを使ったみたい」などのコメントが相次いだ。

このあまりにも残念な家族写真を、海外メディアは以下のように報じた。

フォトショップ失敗。家族の顔がホラー映画から飛び出してきたようなのっぺり顔になっちゃったINDEPENDENT
深刻なデジタル加工が特徴的な6つの信じられないほど恐ろしい写真Mashable Asia
マンガのキャラクターみたいに加工された異様な顔news.com.au

「何度も言うけど、冗談じゃなくてこれが完成品なの」

パムさんは、Facebook投稿をそんな風に締めくくっていた。

北欧スウェーデンの育休パパはかっこよすぎた

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2017年の1月、クラウドファンディングで視察渡航費を募り、長年のあこがれの地、スウェーデンのストックホルムに行ってきました。現地では主に子育て中のファミリーや働くママを訪問して、なぜスウェーデンではママが「当たり前に」「しなやかに」「ハッピーに」働けているのか?ヒントを探りに行ったわけなのですが、私なりの一つの結論は、「これらのキーはパパにある」ということでした。(&国の賢い政策はいわずもがな)

実は渡航前は、"働くママのライフハック in Sweden"をたくさん持ち帰ってこれるんじゃなかろうかと思っていたんです。

でも行ってみて感じたのは、スウェーデンでも日本でも、働くママが仕事と子育ての両立に奮闘したり、パパと喧嘩したり、出産のタイミングとキャリアの間で揺れたり・・・女性ならではの悩みは変わらないんだなあということ。別に取り立ててライフハックなんて無いんです。いかに効率良く、マルチタスクで自分のやるべきことをこなしていくか。スウェーデンのママだって日々試行錯誤の連続で、話していて共感ポイントがたくさんありました。

・・・ただ、「パパ」がとにかく違う!!!

そんなスウェーデンパパのリアルをまとめたいと思います。

①平日日中の児童館がパパだらけ。

スウェーデンでは多くのパパが育児休業を取得してます。しかも平均取得期間は3か月。しかもしかも、今、スウェーデンでは「なんでパパはたった3ヶ月しか育休を取らないんだ!ママとおんなじくらい取るべきだろう!」って議論がされているとか。(議論が日本の先の先を行き過ぎていて、わけがわかりません笑)それゆえ、平日日中であっても、メトロで、バスで、児童館や街中で、パパがベビーカーを押している姿を目にしました。それがまたかっこいい。黒くてゴツいベビーカーをスタイリッシュなパパたちが颯爽と走らせているのです。

それから"カフェでパパ会"する姿もちらほら。"パパが子育てする日常"を街のそこかしこで目の当たりにし、それはとても微笑ましく感じられるものでした。

②ママとキャリアで張り合わない

正直、日本のパパはまだまだ「俺が家族に飯を食わせてる」あるいは「食わせなきゃ」みたいな感覚が根強くあると思うんです。

でも、今回渡航先でお会いしたパパとプレパパたちはママの「仕事が好き!仕事をがんばりたい!」という想いを支えようと、「思う」だけでなく「行動」でしっかり示せているなと感じました。

例えばスウェーデンのグローバルアパレル企業にお勤めのパパ。奥様は外科医だそうで、第一子・第二子とも育休を6か月ずつ取得したのはもちろん、職場復帰後も子どもの急な発熱時や保育園の送り迎えはパパの役割だとか。ママが外科医という特殊な職業であることもありますが、自身も会社で責任あるポジションについているにも関わらず、それだけのことをコミットし実践できているなんて、とにかくかっこよいです。

それからある働くママにインタビューしたのですが、彼女よりも旦那さんの方が長く(1年ちょっと)育休を取得したそうです。理由を尋ねると、「私は仕事が好きで、彼の方が家庭的だったから」とさらっと答えてくれました。スウェーデンでは本当に、"女性だから・男性だから"みたいな仕切りが無いんだなあとビックリしました。

③飲み歩かないで早くおうちに帰る

渡航前、ヨーロッパの国だしバーやクラブ文化も盛んに違いない、と思ってました。でも行ってみると、未婚・既婚問わず夜が早い。まず、同僚や上司と仕事終わりの「今晩、いっぱいどう?」ってのが無いそうです。多くの会社で自分の裁量で仕事ができて、"上司が帰るまでとりあえず残る"なんて皆無なので、「やることさえやっていれば、あとはご自由に」というスタイル。労働時間も短いです。(しかも労働生産性はめちゃくちゃ高い。)

それでたっぷりある余暇時間に何をしているのか聞いてみたところ、個人的なプロジェクトを複数抱えていたり(趣味やボランティア、ライフワーク的なことがら)、とにかく自宅に帰って家族との時間を過ごしたり、友人を招いて小さなホームパーティをしたり、とても慎ましやかな生活を送っているようです。そもそも、お酒も外食も高いし、お酒を販売できるお店や時間が政府のルールで決められていたり、(スーパーには度数が低いお酒しか置いていない)、毎晩飲み歩くようなライフスタイルは成立し難いようです。家で過ごす時間が長いからこそ発達した北欧デザインやインテリアのお話はあまりにも有名ですが、北欧の「慎ましく温かなライフスタイル」についても、参考にすべきところがたくさんありそうです。

④家事と料理は標準装備

今回、スウェーデンでお会いした男性陣はみなさん家事や料理は朝飯前の方々でした。滞在中、もうすぐ第一子が産まれるというお宅にお呼ばれしたのですが、旦那さんお手製のスウェーデンの伝統料理を振舞ってくれました。

ミンチ肉にキャベツもたっぷり入ってとってもジューシー。アップルベリーソースを付けていただきます。料理してくれた旦那さんいわく、「外食は高い割にたいして美味しくないんだよ~だから基本は自炊だよ、その方が美味しいし。」とのこと。

そして、インタビューしたどの家庭も、家事は基本、妻と夫で50:50が多かったです。

それもこれも、やはりパパの労働時間の問題が大きいなあと。スウェーデンでは男女問わず労働時間が短い(9時~17時や日によって早上がりしたい日には7時~15時のように勤務時間を調整したり。)ので、家族時間が確保しやすく、家庭の中での役割をコミットしやすいようでした。ママは本当に大助かりです。

やる気はあっても、今の日本のパパのお仕事偏重な生活スタイルに家事タスクを追加したらパンクしちゃいますね・・・。

働き方改革だなんだといっても、いち企業戦士としては思うがままに働き方を変えるなんてハードル高すぎるよ、というのが現実だと思います。私の夫もよく言ってます。どうにも家事タスク時間を捻出できそうにないパパは、家事を細分化して、例えばせめて脱いだ服を裏返しのままにしない、とか、洗濯機をまわすボタンを押す、レベルでも良いので担ってもらえるだけでもママは助かるんだよ、と伝えたいです。実際、地味にすごく助かる・・・

日常的に家事や育児がママの仕事になりがちなパパは、そういう"数秒でできる"家事フォローからトライしてみてはいかがでしょう?

⑤育休パパの親世代はひと昔前の日本とおんなじ感じ

なぜゆえここまでスウェーデンでは当たり前に育児するパパが増えたのか?育った家庭環境はどうだったのか質問してみたところ、スウェーデンもほんのひと世代前は男性が外で働く専業主婦の世帯がほとんどだったそうです。

インタビューしたうちの一人の男性の父親は、全く家事をしない人だったとか。そんな環境で育ったけれど、今は女性も自立して働いているし、女性だから・男性だからという役割分担はナンセンスだ、とお話してくれました。

もともと人口が少なく(東京都23区と同じくらいです)、労働力不足が社会課題であったスウェーデンでは、「これからは女性も働いてくださいね!」「そのためにこれからは男性も家事育児参画していきましょう」「そしてスウェーデン全体をホームとして、皆で育んでいきましょう」

そんな国のメッセージがうまく機能して今に至ります。

まとめ

ー育った環境や既存の価値観に縛られず、家族のスタイルは自分たちで柔軟に築いていく-

親世代とは全く異なる環境下で子育てをしている以上、わたしたち子育て世代はもっと柔らかい頭でオリジナルな家族設計をしていく時代なのかもしれない。

スウェーデンでは、仕事、夫婦、子育て、ライフスタイルと、実は誰もが秘めているわくわくするような可能性を感じることができ、なんだか自由な気持ちになって帰国しました。

ママがもっとハッピーに仕事と子育てを両立できるように・・・スウェーデンのパパと日本のパパの現状をついつい比べて嘆いてしまうけれど、まずは自分の身の回りから、動き出そうと思ってます。

(2017年5月11日 「北欧スウェーデンの育休パパはかっこよすぎた」より転載)

契約に縛られ…語れない性暴力被害者に支援の声 「私が罰金払うから話して」

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女性たちに対する性的虐待をしてきたことを認めた、アメリカ体操連盟の元医師ラリー・ナサール被告。

(参考記事:アメリカ・女子体操の五輪金メダリスト、元チームドクターからの性的虐待を告白

同被告に対する量刑を決める審理が1月16日に始まり、被害を受けた女性たちが被告から受けた性的虐待を法廷で語った。

しかし、被害者のひとりで2012年ロンドンオリンピックの体操競技で金メダルをとったマッケイラ・マロニーは、被害について語ると罰金を課される恐れがあった。

マロニーは、ナサール被告による性的暴行について、2016年にアメリカ体操連盟と125万ドルで示談している。この示談金にはナサール被告の性的虐待について話さないという秘密保持契約も含まれ、話した場合は10万ドルの罰金を支払わなければいけない。

マロニーはこの秘密保持契約を無理やり結ばされたと主張し、アメリカ体操連盟とオリンピック委員会、ミシガン州立大学を相手に、訴訟を起こしている。

クリッシーテイゲン(左)とマッケイラ・マロニー

この事実は、性的暴行と闘う女性たちの怒りに火をつけたようだ。モデルのクリッシー・テイゲンが、マロニーをサポートするというメッセージをツイートした。

クリッシー・テイゲン

クリッシー・テイゲン「一番大切なのは、闘うこと。マッケイラ、秘密保持契約のせいでこの140人が告訴しているモンスターの行為について話せないのであれば、私に罰金を払わせて欲しい」

このサポート表明に対し、マロニーは驚きと喜びを表明し、弁護士を通して、次のような感謝のコメントを発表した。

「私は現在、ソーシャルメディアを使っていません。だけどあなたのメッセージに答えられたら!あなたの寛大なオファーに、ただただ驚いています。あなたのメッセージは、私たち全員にとって大きな希望です。全く知り合いでない人が、それもずっと尊敬していた強い女性が、私の味方をしてくれる。言葉に表せない喜びです」

「あなたに本当に勇気付けられました。そしてあなたのような人たちのおかげで、状況は変わり始めています!罰金を払うかどうかに関係なく、声をあげることには価値があると感じています」

マロニーは2017年の10月に、ナサール被告から13歳から20歳で引退するまでの間、性的虐待を受けてきたことを明らかにしたが、この告白で罰金が課されたかどうかは不明だった。

マロニーに罰金を課すかどうかハフポストUS版がアメリカ体操連盟に16日に確認したところ、同連盟は「ラリー・ナサールによる被害を伝えるマロニーの勇気ある告発に、罰金を課したことはない」と回答した。また、現在行われている審理でマロニーが被害を話しても罰金を課すつもりはないと答えた。

ナサール被告の量刑審理は16日から19日まで続く予定だ。被告を訴えた女性の数は140人に上り、その中には、シモーネ・バイルズなどマロニー以外の有名なオリンピック選手も含まれる。

ナサール被告は2017年12月に児童ポルノ容疑で禁固60年の判決を受けているが、度重なる性的犯罪行為に、終身刑の判決を受ける可能性もある。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

UZI容疑者を逮捕 1200回分の大麻を押収 「自分で使うために持っていた」と供述しているが…

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ヒップホップミュージシャンのUZIこと許斐氏大(このみ・うじひろ)容疑者が、大麻所持の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された。共同通信などが報じた。

許斐容疑者は1月15日、東京・目黒区の自宅で、乾燥大麻を所持した疑いが持たれている。自宅からは乾燥大麻約600グラムとパイプなどが押収された。調べに対し許斐容疑者は「自分で使うために持っていた」と供述している。

だが、日テレNEWS24によると、麻薬取締部は大麻を譲り渡していた可能性もあるとみて調べているという。

■乾燥大麻600グラムは、1200回分の使用量


というのは、乾燥大麻約600グラムというのが1人で使うにはあまりに大量だからだ。

税関の公式資料「平成25年の不正薬物及び銃砲等の密輸入摘発状況」によると、大麻乱用者の通常の一回分使用量は0.5グラムだ。

今回、許斐容疑者の自宅で見つかった乾燥大麻を単純計算すると1200回分の使用量になる。

■UZIとは?


CINRA.NETなどによると、UZIは東京都出身。Zeebraを擁するヒップホップクルー「URBARIAN GYM」のメンバーとして活動し、3MCによるユニット「T.O.P. RANKAZ」にも参加。

テレビ朝日のラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』では、Zeebraとともに司会を務めている。1月16日深夜にも放送予定だったが、総集編に差し替えられ、AbemaTVでは放送中止となった。

UZIの「Natural 9」のジャケットより


「がんと付き合う」って何だろう。「ワールドキャンサーデー」で一緒に考えてみませんか。

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「ワールドキャンサーデー」(世界対がんデー)という日をご存知でしょうか。

世界が一体となってがんに関する意識と教育を高め、社会や一人一人にこの病気に対して行動を起こさせることを目的に、世界各地で様々な取り組みを行う日です。

ワールドキャンサーデーは、2月4日と制定されています。

日本では今、2人に1人ががんになると言われています。2012年の統計によると、がん患者の約3人に1人は、20〜64歳、つまり現役世代でがんにかかっています。

一方、医療技術の進歩により、全てのがんの5年相対生存率(がんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標)は6割を超えました。今やがんは、必ずしも死に至る病ではなく、「長く付き合う病」に変わりつつあります。

ところが、「がん=死(不治の病)」や「がん=入院治療」というイメージは残り、さまざまな場面で問題が生じています。

特に現役世代の患者にとって、治療と仕事の両立は大きな課題であり、雇用する企業にとっても、がんを早期発見したり、働き続ける支援をしたりするのが重要なテーマとなっています。

こうした課題を語り合うため、2018年2月4日、がんとの共生社会を目指すイベント「ネクストリボンプロジェクト2018」を開催します。

がんを乗り越えた方、また、がんを治療しながらも前向きに、そして自分らしく「いま」を生きていらっしゃる、タレントの向井亜紀さん、女優の古村比呂さん、俳優・タレントの小西博之さんらがご自身の経験や、がんになって気づいたこと、現在の思いなどを語ります。

「がんと付き合う」ってどういうことなのか。この日、一緒に考えてみませんか。参加無料です。ぜひご来場ください。

お申込みはこちら。お申込みの締切は1/18(木)です。

「ネクストリボンプロジェクト2018」

日時   2018年2月4日(日)10:30〜17:00 

会場   丸ビルホール(千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7・8階)

主催   公益財団法人 日本対がん協会、朝日新聞社

後援   ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン(株)、厚生労働省、経済産業省

特別協賛   株式会社ポーラ

■第1部 プレゼンイベント「がんについて語ろう」

●時間   10:30〜11:45

●内容   がんを告知された人は、その時、何を思うのか。治療の選択肢は?仕事や家族は?お金は? 

がんを乗り越えた方、また、がんを治療しながらも、前向きにそして自分らしく、「いま」を生きている方々が、ご自身の経験、がんになって気づいたことや現在の思いなどを語ります。

●プレゼンター

■西口洋平さん(一般社団法人キャンサーペアレンツ代表理事)「新たな夢への挑戦!35歳、ステージ4のがん告知から」

■松さや香さん(フリーランス広報、文筆家)「私、若年性乳がんでしたけど、・・・」

■向井亜紀さん(タレント)「未来のイメージを生きる力に」

■古村比呂さん(女優)「あるがまま、がんと歩む 」

■小西博之さん(俳優、タレント)「生きてるだけで150点!」

■記者会見・フォトセッション

●時間  12:10〜13:00(ご取材受付11:30〜)

●内容①主催者挨拶・趣旨説明

②赤松真人さん(広島東洋カープ所属プロ野球選手)の応援メッセージ(VTR紹介)*赤松選手は初期胃がんの闘病をしながら選手活動をしています。

③向井亜紀さん、古村比呂さん、小西博之さんの記者会見

■第2部 シンポジウムがんとの共生社会を目指して〜企業のがん対策最前線!健康経営とダイバーシティー推進のために〜

●時間  14:30〜17:00(ご取材受付14:00〜)

●内容

■基調講演(14:30〜14:50)「がん検診あたり前!仕事とがん治療の両立を常識へ」中川恵一先生(東京大学医学部附属病院 放射線科准教授)

■講演(14:50〜15:10)「新たな声のその先に〜がん、そして働く喜び〜」村本高史氏(サッポロビール株式会社 経営戦略部 プランニング・ディレクター)

■鼎談(15:10〜15:45)「がん対策は経営戦略〜健康経営とダイバーシティー推進の視点から〜」

横手喜一氏(株式会社ポーラ代表取締役社長)

小林文彦氏(伊藤忠商事株式会社 代表取締役専務執行役員CAO)

*コーディネーター 竹下隆一郎(ハフポスト日本版編集長)

■パネルディスカッション(16:00〜17:00)「がんとの共生社会を目指して」

向井亜紀氏(タレント)

櫻井公恵氏(株式会社櫻井謙二商店 代表取締役社長)

西口洋平氏(一般社団法人キャンサーペアレンツ代表理事)

若尾文彦氏(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター長)

*コーディネーター 上野創 (朝日新聞社 報道局映像報道部次長)

お申込みはこちら

お祝いのお返し「緑茶はダメ」ってホント? 老舗茶屋がバラエティ番組に反論

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写真はイメージ

三重県四日市の老舗茶屋が1月17日、次のようにツイートし、前夜に放送されたバラエティ番組での説明に反論した。

何があったのだろうか?

1月16日夜に放映された番組では、出演した「マナー講師」が、緑茶は「お祝いのお返しに送ってはいけない」ものだと紹介。「『緑茶』は、お葬式の時に手土産として使われることが多い。そのため、お葬式を連想し、縁起が悪い」などと解説した。

「お茶の川村園」4代目となる若社長・川村正道さんは、この説明に驚き、店で使っている「しおり」を紹介したのだという。

そこには次のように書かれている。

「昔からお茶は、いいことのしるしとしてお祝いごとに贈られてきました」

「茶の木の根は地中深く真直ぐに伸びてしっかり根をおろし、簡単には抜けません。婚家にしっかり根付くようにという意味がお茶にこめられ、縁起ものとして結納茶に使う習慣があります」

川村社長はこう話す。

「緑茶を、お祝いのお返しにしてはいけないとは一概には言えません。風習は地域によりけりですよね。それなのに、全国ネットの番組で何の注釈もなしに、一般的な話としてダメだと言い切られていたので、違和感を覚えました」

「確かにお葬式の時に緑茶を...という話はあります。中には法事の際、緑茶をお供えして、法事が終わったらお持ち帰りいただくという地域もあるそうです。一方で、結納の品として送る地域もありますし、うちの店でも、結婚式のお返しなどでお茶を買われるお客様がたくさんいます」

川村園のツイートには、ユーザーたちから「(祝い事の)お返しに緑茶はうれしい」「緑茶が葬儀だけなんて聞いたこともない」といった反応が数多く寄せられていた。

「うちの地域でも、お祝い事で使ったらダメという話は聞いたことがありません。うちの店には、お祝い用の包装紙を用意しています。お茶は、お祝い事のお返し、お見舞いやそのお返し、快気祝い...いろんな形で使われています」

質問箱が暴露「4万人以上が自作自演」 ⇒ 反発を受けて実装した新機能とは?

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「Peing - 質問箱」の公式サイト

Twitter上で匿名の質問ができるサービス「Peing - 質問箱 - 」が1月16日、「自作自演の質問が30万件ありました」と暴露した。

2017年11月からサービス開始した「Peing - 質問箱」は、Twitterユーザーが質問箱を設置することができるサービス。匿名のさまざまな質問に対して、設置者が回答できることで人気を集めている。

プログラマーのせせりさんが個人で開発したが、12月20日に株式会社ジラフに事業譲渡している

「Peing - 質問箱」の公式Twitterは16日から17日にかけて、これまでの累計の質問数は1400万件あり、このうち約2%にあたる30万件の質問が、自分の質問に自分で答える「自作自演」と明かした。

「自作自演」したユーザーは14万人以上で、そのうち約120人が100問も自分に質問を送っていたという。

 

■反発の声が広がる

この公式Twitterの投稿に対して、ネット上では以下のような反発の声が広がった。

「匿名だけが売りなのに公式が自分の首絞めてどうする」

「サクラがめっちゃ多いです、というのを出会い系サイト運営者が言うのと同じようなもの」

「ばらす意味ある?傷つけるだけじゃない?」

「公式が晒し行為してて草」

「質問の自作自演があっても特に何の問題も無い気がするんですけど」

「誰からも質問が来ない人もいるので自作自演は許して上げてください」

「自己PRに利用してはいけないのでしょうか?」

サービス側では「誰でも匿名で質問を送ることができます」と、自分で自分に質問をすることを禁じていないのに「自作自演」や「相当飢えている」という表現をしたことや、匿名性を売りにしているのにユーザーの利用状況を開示したことなどに反感を持った人もいたようだ。

■開発者も意味深な投稿「僕なら絶対言わない」

このサービスを生み出した「せせり」さんは、「僕なら絶対何があろうとこう言うこと言わない」と意味深な投稿をTwitterにした。その上で事業譲渡したため、「Peing - 質問箱」にはタッチしていないと強調した。

■公式Twitterが謝罪、「セルフ質問」機能を実装

反響に驚いたのか「Peing - 質問箱」の公式Twitterは17日、まず「自作自演」ではなく「自問自答」に使っているユーザーもいると謝罪した。

その後、「気を悪くされた方がいらしたようで誠に申し訳ございませんでした」として、自作自演の暴露そのものを謝罪した。「想定外の利用方法だったため興味深く拝見し、一つの社会事象として伝達した」とした上で、「表現に不適切な部分がございました」と書いている。

さらに、「セルフ質問」として自分で自分に質問できる機能を公式に実装するようにしたという。

 

「あなたの体型は見本にならない」と雑誌掲載を拒否された女性モデルが訴えたこと

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ニーナ・アグダル(撮影=2015年5月18日)

下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のショーへの出演や、レオナルド・ディカプリオと交際していたことで知られるデンマーク人モデル、ニーナ・アグダル。

彼女が1月12日にInstagramに投稿した写真が、話題を呼んでいる。

胸に手を当てたセミヌード写真を公開したニーナ。

数カ月前、信頼するクリエイティブチームとともに表紙の撮影をした雑誌の出版社から、撮った写真を掲載しないとメールで通告されたという。

メールには、写真はニーナの魅力を引き出せていないし、雑誌のターゲット層に合っていないと書かれていた。

また、「これでは"見本"にならないから」とも記されていた。

このメールの内容に、彼女は怒りを爆発させた。

"この業界が今なお持つ理不尽さにがっかりし、ぞっとしたわ。謝罪の言葉もなく「表紙と特集ページの掲載を見送る」なんて...そんなのあんまりじゃない!" 

ニーナは、「痩せていることは、女性に求められる美しさ」という社会の風潮に警鐘を鳴らし、以下のように思いを綴った。

"私は、鍛えられたヘルシーな体型のモデルよ。16歳でこのクレイジーな世界に入って、不健康で満たされない食生活を経験したけど、今の状態にまで進化した自分の体を誇りに思ってる"

"これはファッション業界だけでなく、一般の多くの女性たちにも影響を与える問題。私は世の女性たちが自分の体を愛せるよう、意識を広めサポートしていくって決めたわ。互いを貶め合うのではなく、互いに高め合えるような道を、一緒に模索していきましょう"

この投稿に対してフォロワーからは、「声をあげてくれてありがとう」、「どんな産業においても、太っていることより痩せている方がいいという考えがあって、呆れるわ」といった共感の声が寄せられた。

ニーナは1月14日、Instagramに動画を投稿。ファンからのサポートに感謝の気持ちを述べた。

Nina Agdalさん(@ninaagdal)がシェアした投稿 -

これは始まりにすぎないけど、お互いを高め合える未来のために闘うって約束するわ。

自分の身体を肯定して、互いに愛し合いましょう

「すべての女性が自分の身体を愛せる世の中に」

ニーナの投稿につけられた「#mybodymybusiness (私の身体は私の問題よ)」というハッシュタグ。ニーナに賛同する多くの女性がSNSでこのハッシュタグをつけた投稿をしている。

また類似のタグである「#mybodymychoice(私の身体は私が決める)」 というタグには、現在までに118,334件の投稿が集まっている。「自分の身体を受け入れ、愛そう」という動きが世界的なものになりつつあることがうかがえる。

現在ファッションや広告業界では、女性のありのままの姿を奨励する「ボディ・ポジティブ」のムーブメントが広がりを見せている。

2017年7月には、ぽっちゃり体型モデルが、スポーツ雑誌が主催した水着ショーのランウェイに登場し、会場を沸かせた。

ニーナも契約を結んでいるヴィクトリアズ・シークレットは、ショーツの場合はXSからXLまで幅広くサイズ展開している。しかし、広告塔であるモデルは痩せているモデルが多く、プラスサイズのモデルがいない。

2017年11月、このことに問題意識を持った27歳の女性が、「ヴィクトリアズ・シークレット」の広告と同じポーズで撮影した写真をInstagramに投稿し、反響を呼んだ。

「すべての女性が自分の身体を愛せる世の中にしたい」。ニーナが掲げた目標に期待したい。


ハフポストでは、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。
女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違う。だからこそ、その声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。
みなさんの「女性のカラダ」に関する体験や思いを聞かせてください。 ハッシュタグ #ladiesbeopen も用意しました。 メールもお待ちしています。⇒ladiesbeopen@huffingtonpost.jp

『隣の家族は青く見える』 妊活を描く異例のドラマ、なぜ生まれた?

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フジテレビで、妊活をテーマにしたドラマが始まる。

夫婦を演じるのは深田恭子と松山ケンイチ。初回が1月18日夜10時から放送される。

視聴率が安定しやすいと言われる刑事モノや医療モノ、漫画原作モノではなく、ゼロから企画して完全オリジナルで取り組む新しいドラマが『隣の家族は青く見える』だ。

「とてもデリケートな問題だけど、地上波のドラマで扱いたいと思った。それぐらい、身の回りに溢れている問題だから」。

担当した中野利幸プロデューサーに話を聞くと、3、4年前から構想していたものが、やっと身を結んだのだという。ドラマに込めた思いをハフポスト日本版が取材した。

インタビューに応じた中野利幸プロデューサー

■妊活はマスメディアで扱うべきテーマ

中野氏はこれまで、家庭内暴力(DV)や性同一性障害と向き合う若者を描いた『ラスト・フレンズ』(2008年)、恋愛に消極的な2、30代女性のリアルを描いた『私が恋愛できない理由』(2011年)など、その時代における社会的なテーマに「ドラマ」という形で挑んできた。

テレビ業界にもたくさん妊活をしている方がいます。同世代の友人からもよく聞くようになったので、実際どうなんだろう、と調べてみたら、やはり多数の方が妊活に取り組まれていることがわかりました。

自分自身が当事者である場合や、当事者の友人である場合を含めると、かなり一般的に広がっているテーマだと思い、ドラマで問題提起したいと思いました。

実際に、この企画をやると言ってから、色んな人が「実は僕もそうだった」と打ち明けてくれます。男性にとっては特に話しにくいテーマかもしれませんが、ドラマをきっかけに会話が生まれるといいですね。

脚本を担当してくださった中谷まゆみさんは、妊活をする女性を描くなら、子どもが欲しくない女性も絶対描かなきゃいけない、とこだわっていました。それで、ドラマの中に事実婚のカップルが出てくるんです。子供が欲しくない女性も今すごく多くて、それもリアル。もっと色んな選択肢に気づいたり、理解しあったりすべきだと思いますね。

僕は、やっぱり根底には日本の性教育の未熟さがあると思います。「コンドームしなさい」とは教えるかもしれないけれど、卵子の数には限りがあるといった知識をきちんと教えられた人はどの程度いるのでしょうか。

日本はセックスの話が、家庭でも学校でもタブー視されがちだけど、本来は人間の根源的なものなので、もっとちゃんとオープンに会話されるべきだと思う。知るってやっぱり大事です。このドラマで性教育のあり方まで変えられるとは思っていないですが、考えてみる機会にでもなれば嬉しいです。

■家族は、つながりを求めている

主演の深田恭子、松山ケンイチ演じる妊活中の夫婦が住むのは、複数の家族が建設段階から意見を出しあって一緒に作り上げるコーポラティブハウスと呼ばれる集合住宅だ。ドラマでは、主人公夫婦の他に、男性の同性カップルや事実婚のカップルなどが住んでいる。

僕が妊活をテーマにドラマを作りたいと思っていて、脚本家の中谷さんはLGBTをテーマにドラマを作りたいと思っていた。その2つの思いが、コーポラティブハウスという座組みを発見することで、1つになりました。

実際、コーポラティブハウスに住む人って増えているんですよね。マンションのように最初から出来上がった内装ではなく、いちから設計に参加できるし、いい場所に割安で住むことができるので、暮らしにこだわりがある人が多い印象です。

設計段階から家族同士が会っているので、距離感が親密なことが多い。家族の構成や職業もわかってしまう。自宅の鍵をお隣さんに預ける人もいると聞きました。なんだかんだ、みんなつながりを求めているんだなあと感じます。

コーポラティブハウスに住んでいる僕の友人は、結婚しない主義を貫いている独身なんですが、周囲の階の住人がお見合いを何度も勧めてくるそうです。余計なお世話だよって言いながら、完全に気を悪くしてる訳でもなさそうで。

2008年に『ラスト・フレンズ』というドラマを作った時は、5人の若者を「シェアハウス」に住ませたんです。一人一人の悩みをお互いが分かち合っていく様を描いた。今回は、個人同士のつながりから、家族同士のつながりになりました。家族同士がつながりを求める時代の空気なんだと思います。複雑な事情を抱える家族同士が触れ合うことで、変わっていく姿を見せられたら、と思います。

■リアルを描きたかった

ネット上で批判が殺到する「炎上」という言葉もすっかり定着した昨今、多様な価値観を考慮して番組をつくる必要性がさらに増してきている。

これまでドラマでゲイが登場する時って、良き相談役になってくれる「オネエ」的存在とか、強烈な個性をもつキャラクターが多かったと思うんです。でも実際にはそうじゃない人もたくさんいる。このドラマでは、リアルを丁寧に描きたいと思いました。親とどう向き合うべきなのか、など多くのゲイの方が抱える悩みも扱っていきます。

当然、表現には注意しています。人を傷付けたいドラマではないので、細かな言葉遣いや表現で誰かを傷付けてしまうのは避けたい。LGBT監修もしっかり入れて、当事者の立場からのアドバイスもいただいています。価値観の多様化が進んでいる今の時代には必要なことだと思っています。

例えば物語に出てくる、ゲイを中傷する貼り紙。ここに書かれる言葉のチョイスについては、丁寧にご意見を伺いました。選ばない方がいい言葉や、全体のニュアンスですね。

やっぱり当事者にしか分からないことはあります。不妊治療も本当にたくさんの取材をしました。こういうドラマを作るなら、やっぱり頭の中で想像して完結するんじゃなくて、当事者の意見や体験談を聞くことが大事だと思います。

■「親世代」に見て欲しい

あえて難しいテーマに挑み、綿密な準備を重ねる。それでも最後にドラマを観るかどうかを選ぶのは視聴者だ。

このドラマは、もちろん色んな人に見て欲しいんですが、特に50、60代の親世代に見てほしいなと思っています。ドラマでも親世代の意見がいくつか登場します。女の人は子どもを生んで当然だと思っている人もいるし、口には出さないけど孫への期待と不安が膨らんでいる人もいる。

昔は、結婚することも子どもを生むことも当たり前だったと思うんですけど、今はもうそんな時代じゃない。妊活世代には妊活世代の悩みやライフスタイルがあるということを、何となくでも知ってもらえると、より住みやすい世の中になるのかなと思うんです。

ただ、僕は視聴者に対して「こんな風に感じて欲しい」という思いはないんです。「へ〜、こんな人もいるんだ」って知った上で、それをどう受け止めて、解釈するかは自分次第。それぞれの感じ方があっていい。

2007年にいじめをテーマにした『ライフ』というドラマを作りました。その時、「こんな酷いいじめのドラマを放送したらいじめが増える」と大人たちから批判されました。でも、子どもたちからは熱狂的に支持された。「初めていじめは悪いと思った」とか「これからは助けてあげたい」といったメールや電話が次々届きました。世代によって全然違う反響だったんです。

僕は、これこそドラマをやる意義だと思います。色んな人が色んな形で感じ取る。そこから会話が生まれたら、すごくいいですよね。

■ドラマだからこそできること

社会問題に取り組みたいなら、ニュースやドキュメンタリーを作るという選択肢もある。

実は僕、報道志望でフジテレビに入社したんです。社会問題にアプローチしたいと思っていたから。事業、編成と部署を異動し、編成部にいるときに初めて自分の企画が通りました。9.11のテロ事件で夫を亡くした実在の日本人女性をモデルにしたドラマでした。

この時、気づいたんです。ニュースやドキュメンタリーでは、事実しか伝えられない。でもドラマは、フィクションだから、裏側のストーリーを描いたり、視聴者に想像で補う余地を残したりできる。ドラマの方が、自分がアプローチしたい社会現象や時事問題を扱えるのではないか、と感じました。

妊活は、実際に苦しい思いをしている人もたくさんいるデリケートなテーマ。それでも、なるべく明るく、軽やかに描きたいと思ってきました。

妊活って男性側に当事者意識が低いことが多い。男性は「自分のせいじゃない」と思いたくて、どこか女性のせいにしてしまう節がある。

ドラマの中で、松山ケンイチさん演じる大器が精子の検査を受けて、自分の精子の数が大丈夫だったとわかった時に、あからさまにほっとするシーンがあります。女性の神経を逆撫でするリアクションだと思うんですが、大器はすっごく喜んでいる。これがリアルだと思うんですよね。リアルを描けるのがドラマのいいところでもあります。

ドラマの中で大器も変わっていきます。みんな変わっていきます。色々な知識を吸収して、色んな気持ちになって、成長して行きます。そんな登場人物の成長を見守りながら、視聴者の方にも気づきを残せたら嬉しいですね。

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登美丘高校ダンス部、ついにハリウッドとコラボ 制服姿で踊る姿は、やっぱりキレッキレ

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キレッキレのバブリーダンスを踊るあの高校生たちが今度はハリウッドと...!

荻野目洋子のヒット曲「ダンシング・ヒーロー」に合わせて踊る"バブリーダンス"が注目され、2017年一躍有名になった大阪府立登美丘高等学校のダンス部。

年末のNHK紅白歌合戦では「2億4千万の瞳 ~GO!GO!バブルリミックス~」を歌う郷ひろみの後ろで踊った彼女たちが、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』とコラボした。同映画を配給する20世紀フォックス映画からのオファーで、同部が日本のPR大使になったことで実現した。

濃いメイクに肩パット入りの衣装というバブリーダンスとは一転、制服姿の72人が校庭を舞台に、映画のメインテーマ曲「This Is Me」に合わせて、躍動感あふれるダンスを披露している。

ORICON NEWSによれば、撮影は冬休み中の1月6日に和歌山の市立和歌山高校を借りて行われた。早朝6時30分にダンス部全員が現場入り、移動車やドローンも駆使した長時間に及ぶ撮影だったという。

ダンス部をコーチとして率いるakane氏は、「自分たちの頑張る姿が映画と重なるという説明を受け、ちゃんと自分たちのことを見てくれているということもうれしかった。生徒たちも自分たちが踊る曲の『This Is Me』を聴いて、うれしすぎたのか、ほとんどの子が泣いていました」と語っているという。

『グレイテスト・ショーマン』は、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画。『ラ・ラ・ランド』の音楽チームとタッグを組んだことで話題を呼んでいる。日本公開は2月16日。

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「孤独担当大臣」とは? 新設されたイギリス、「孤独」の国家損失は年間4.9兆円

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イギリスのテリーザ・メイ首相は1月18日、「孤独担当大臣」のポストを新設し、トレイシー・クラウチ氏を任命したことを発表した。イギリス社会で「孤独」に困っている人のための総合的な政策を率いるという。ガーディアンなどが報じた。

また、イギリス政府は孤独の問題に関する調査を開始し、人々を結びつけるコミュニティ活動に対して金銭的な助成をすると発表した。

メイ首相は「多くの人々にとって、孤独は現代の生活の悲しい現実です。私はその現実に立ち向かい、我々の社会や高齢者や介護者、愛する人を失った人々ーそして自分の考えや体験を話したり分かち合う相手のいない人の孤独に対して、行動を起こしていきたい」と語っている。

「孤独」で年間320億ポンド(約4.9兆円)の損失

この政策は、2016年に極右過激派に殺害された労働党のジョー・コックス党首の遺志を引き継いだものだ。メイ首相は、彼女が生前に設立を計画していた「ジョー・コックス委員会」が提出した「孤独」に関する問題についての勧告の多くを受け入れた。

ジョー・コックス委員会は、赤十字社など13の福祉団体と連携し、2017年に約1年間かけて孤独に関する調査を進めていた。

その結果、明らかにされたのは以下のようなものだった。

・イギリスでは、900万人以上の人々が常に、もしくはしばしば「孤独」を感じており、その3分の2が「生きづらさ」を訴えている。

・月に1度も友人や家族と会話をしないという高齢者(65万人)の人口は20万人にのぼった。週に1度では36万人になる。

・身体障害者の4人に1人は日常的に「孤独」を感じており、18〜34歳の中では3分の1以上になった。

・子どもを持つ親たちの4分の1が常に、もしくは、しばしば「孤独」を感じている。

・400万人以上の子どもたちが「孤独」を訴え、チャイルドライン(相談窓口)の支援を受けた。

その結果を元に、委員会では「孤独が人の肉体的、精神的健康を損なう」と警告、肥満や一日に15本のタバコを喫煙するよりも有害であるとする啓発活動を実施していた。

また、委員会は孤独がイギリスの国家経済に与える影響は、年間320億ポンド(約4.9兆円)に上るとしている。

トレイシー・クラウチ氏は文化・メディア・スポーツ省の政務次官と兼務する。


Nintendo Laboとは? Switchと段ボールの工作キットが合体

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任天堂が突然、ニンテンドースイッチの隠し玉『Nintendo Labo』を発表しました。

『Nintendo Labo』(ニンテンドーラボ)はニンテンドースイッチと組み合わせて遊ぶ段ボール工作キット。

ニンテンドースイッチの着脱式コントローラ Joy-Con が内蔵する各種のセンサを活用することで、段ボールで作った釣り竿・ピアノ・バイク・ドールハウスなどが新しいコントローラ「Toy-Con」になり、スイッチ本体側のソフトとあわせて新しい遊びができる趣向です。

段ボールでできているため、指示どおりに組み立てるのはもちろん、自分でデコったりカスタマイズしたり、あるいはどうJoy-Conと相互作用して動いているのか構造から理解したり、自分流に組み合わせて新しい遊びを作るなど、段ボール製ならではの拡張性が工作オモチャとして、あるいは知育トイとしての大きな特徴です。惹句は「つくる・あそぶ・わかる」。

(更新中)

ニンテンドーラボの製品パッケージはスイッチ用のソフトと、段ボールシート、動作に必要なヒモなどを同梱したセット。

商品としては4月20日に、ピアノやバイクなど複数のキットで遊べる「バラエティ キット」と、ひとが着装して画面の中のロボットを動かすマンマシンインターフェースになる「ロボット キット」の二種類を発売予定。同日に、マスキングテープやシール、ステンシルシートなどが組み合わさった「デコルセット」も発売します。

価格はバラエティ キットが6980円、ロボット キットが7980円。

従来より、手作りとエレクトロニクスを組み合わせたトイは多々ありますが、コスト的な理由から電子機器部分の能力が限られることもあり、これをきっかけに我が子の天才が開花するかも!と知育効果を皮算用した親が買い与えても「ハマれば夢中で遊ぶけれど、秒で飽きる」「テレビゲームの魅力の前には見向きもしなくなる」のはありがちな現象です。

一方で、こどものおもちゃの購入権を握る親にとっては、ゲームは受動的なもの、工作など自分で組み立てたりするオモチャは教育効果もあり親にも望ましいもの、という発想があるのも事実。

ニンテンドーラボはニンテンドースイッチを組み合わせることで、グラフィックやサウンドといった要素の表現力は飛躍的に高く目を引き、「あそび」自体にも任天堂のテレビゲームやトイのノウハウを取り入れ、かつハックも可能な組み立てトイという属性を両立して、新しい市場・売り場を狙える製品のようです。

ニンテンドースイッチの発売一年目はほぼ恒常的に供給が間に合わず大きな機会損失となっていましたが、任天堂は今年度以降の普及台数目標にとてつもなく野心的な数字を掲げ、「確かに大人気だけど、任天堂ファンやゲームファンが先導した初期需要が一巡したあと、買えるようになったから、だけでは買わないマスに普及させる戦略タイトルや秘策はあるのか?」が注目されていました。

まさかの任天堂純正工作キット周辺機器、あるいはニンテンドースイッチをもっと広い遊びのパーツとして拡張することで、親世代もこどもも攻略して一家に一台・兄弟でひとり一台を狙う構えです。

(2017年1月18日「『あそびの発明』Nintendo Labo発表。工作キットと任天堂スイッチを合体」より転載)

【関連記事】

貴乃花親方、ネットで明かした暴行問題への思い 「貴ノ岩は未来ある青年であり、力士です」

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貴乃花親方

大相撲の元横綱・日馬富士関による暴行問題について、被害を受けた貴ノ岩関の師匠、貴乃花親方が1月17日、貴乃花部屋の公式サイトで見解を発表した。貴乃花親方が見解を公にするのは初めて。

貴乃花親方の見解は、部屋の公式サイト「親方からのメッセージ」欄に記載された。

それによると、貴ノ岩はリハビリを続けており、当面の目標として3月の春場所での復帰を目指しているという。「貴ノ岩は未来ある青年であり、力士です」として、被害者である貴ノ岩を気遣うコメントも発表している。

見解の全文は以下の通り。

2018.1.17

このたびは、私の弟子である貴ノ岩が受けた暴行事件に関して、皆様をお騒がせし、ご心配おかけしていることに対して深くお詫び申し上げます。

1月場所を休場しました貴ノ岩の状況について、

ここにご報告をさせて頂きます。

医師には、頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣炎痕という診断を受けました。相撲を取る上で避けられない頭部打撲は、慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すというご指摘です。

医師によると、受傷後約3か月程度は、頭部打撲を避ける必要があり、平成30年1月の就業は困難とのことですので、貴ノ岩の一月場所休場を決断いたしました。

本人は深刻なダメージを負い、後遺症の心配もあるため、これまでは受傷部分の検査治療に多くの時間を費やしてきました。

現在はようやく体を動かすことができるようになり、地道なリハビリを続けております。

私としましては、当面の目標を三月場所での土俵への復帰と定めておりますが、医師の指導の下、本人の心身両面での快復状態を見ながら判断していきたいと考えております。

力士は体力、知力、気力のぶつかり合いに堪えうる肉体を宿さなければなりません。そのためには、日ごろの鍛錬が求められます。

己を克服する気持ちが、厳しく過酷な土俵の上では常に必要とされ、技を競うものであります。また、技の前には心の充実を図り、精進すべきものです。精進とは神事の世界観であり、力士である以上、生涯をそれにかける気持ちのことです。

貴ノ岩は未来ある青年であり、力士です。

これから本人に未来を切り拓かせるためには、今回の事件を乗り越え、精神的肉体的な懸念を克服し、後遺症の恐怖にも打ち勝たなければなりません。そのための指導は、惜しむことなくして参ります。

これがご心配をおかけした多くの皆様への御恩に報いる道に繋がると考えております。

これまで皆様方に多大なる励ましのお言葉を頂戴いたしましたことに、厚く御礼を申し上げます。

今後につきましても、温かく見守っていただければ幸いでございます。

以上

平成30年1月17日

貴乃花 光司

日本相撲協会は1月4日、臨時の評議員会を開き、理事で巡業部長を務める貴乃花親方の理事解任を決議し、貴乃花親方は役員待遇の委員に2階級降格となった。

日本相撲協会の理事が解任されるのは初めて。

横綱・白鵬、初場所を休場。すでに3敗の稀勢の里は?

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嘉風にはたき込みで敗れて2敗目となり、悔しそうな表情の白鵬=1月17日、東京・両国国技館 

大相撲の横綱・白鵬が、初場所の5日目の1月18日から休場することが決まった。NHKニュースなどが報じた。

4日目の平幕・嘉風との取組で2敗目を喫していた白鵬。日刊スポーツによれば、その際に左足親指付近を負傷したという。

白鵬の休場は去年秋場所以来、7回目。

4日目までにすでに3敗している横綱・稀勢の里は、5日目の出場を名言したという。

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将来の年収1000万円より新しい挑戦。銀行から営業、経験ゼロの人事へと渡り歩いたワケ

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KDDIコマースフォワード | 経営管理部 人材開発グループ 中途採用チームリーダー 笹内健吾(26)

メガバンク系信託銀行、DeNAを経て、笹内健吾さん(26)が選んだのは「KDDIグループ新会社立ち上げ参画」という道。「やったことがないからこそやってみたい。挑戦者のポジションにあるからこそやる意義がある」KDDIコマースフォワードには、彼の追い求める環境があった―。

[プロフィール]

1991年生まれ。2014年にメガバンク系信託銀行に新卒で入行。富裕層向けの資産運用・信託系サービス提案などを担当。2016年8月、DeNAに営業職として転職。DeNA在籍時には中途入社営業の達成率レコードを塗り替えるなど活躍。2016年12月、人事・採用戦略担当へジョブチェンジし、「KDDIコマースフォワード」立ち上げに参画へ。人事として中途採用戦略の立案・実行を担っている。

KDDIグループの本気。15兆円規模、Eコマース市場での勝負

「15.1兆円」

これは経済産業省が公表した電子商取引「BtoC市場」における規模の調査結果*だ。じつに前年対比で9.9%増加と、EC業界の高い成長性が見て取れる。

そして群雄割拠、各社がさまざまなECビジネスでしのぎを削るなか、特に注目したいのがKDDIグループの動きだ。2016年12月28日、EC事業を担う新会社「KDDIコマースフォワード」を立ち上げた。テレビCMでも知名度を上げている通販サイト『Wowma!』を仕掛ける。

彼らの強みは「KDDIグループ」の基盤を活かした事業展開、相互送客や共同プロモーション。そして3800万人以上(2017年時点)を誇るauユーザーへのリーチだ。グループ会社には国内最大規模数の広告配信ネットワークを持つ「SuperShip」も名を連ねる。今後、各グループが連携した仕組み強化も見込むことができるだろう。

(https://wowma.shop/features.html)

KDDIコマースフォワードは設立から約1年。当初は約150名程度だった従業員数も、2017年12月現在では約300名規模に拡大。今がまさに事業拡大・組織強化のフェーズにあるといっていい。

「多くのポジションが生まれている。チャンスに溢れている」

こう語ってくれたのが、同社の中途採用戦略を担う笹内健吾さん(26)。何を隠そう、彼自身がそのチャンスを手にし、今まさに「チャレンジ」の最前線にいる一人なのだ。

メガバンク系信託銀行の行員、DeNAでの営業を経て、中途採用戦略の人事リーダーに大抜擢された笹内さん。「KDDIコマースフォワード」には彼がずっと追い求めていたフィールドがあった。今回は彼が歩んできた物語を通じ、KDDIコマースフォワードで働く魅力について掘り下げていこう。

*電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました~国内BtoC-EC市場が15兆円を突破。中国向け越境EC市場も1兆円を突破~

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銀行マンとしての年収1000万円か、未知なる世界での新しい挑戦か。

笹内健吾さん(26)は「KDDIコマースフォワード」における中途採用戦略を担う人事リーダーだ。じつは少し変わったキャリアの持ち主でもある。

ファーストキャリアはメガバンク系の信託銀行。新卒で入行し、約2年半にわたって個人向け営業として活躍。常に成績上位者に名を連ねてきた。担当していたのは富裕層向けの資産運用・信託系サービスの提案。勤務地は地方だった。

彼の口から出たのは意外にも信託銀行での仕事がいかに充実していたか、というものだった。

「銀行に対して不満は全くありませんでした。ぼくが担当していたのは個人向けとはいえ、多くが中小企業などの経営を担う方々。日本の経済は中小企業が支えているといっても過言ではありません。そういった方々の信頼を得ていく大きなやりがいを感じられる仕事でしたね」

このように考えるのは、彼が育った環境も影響しているのかもしれない。じつは彼の父親も中小企業の経営者なのだという。

「ずっと父の背中を見てきたので、経営について学びたいと考えていたんです。とくにビジネスおいて重要な「人・物・金」の動きを知りたい。それが信託銀行を選んだ理由でもありました」

不満もなく、仕事も順風満帆。在籍しつづければ、30代にかけて、年収1000万円を超えることもむずかしくなかったはずだ。

ではなぜ、彼は転職を決意したのだろう。答えはシンプルなものだった。

「さらにチャレンジングな仕事がしてみたい。自らに厳しくありつづけたい。大きな壁にぶつかってみたい。こういった思いが強くなっていきました」

確かに銀行員に任される仕事にはどうしてもキャップもある。とくに年功序列がまだまだ残っている世界。20代でより多くの経験を積むためにどうするべきか。そして選んだのがDeNAへの転職という道だった。

更新した営業の達成率レコード。そして訪れる転機。

変化が激しく、チャレンジングな仕事ができる環境へ。面談をするなか「優秀な人材が集まっている」と感じ、25歳でDeNAへ。当時、DeNAが運営していたEC事業の営業を担うことになった笹内さん。任されたのは新規営業。そこで大きな成長機会を得ていったという。

「DeNA時代、ものすごく大切な営業としての考え方、進め方など、短期間でしたが、多くを学べたと思います。すごく鍛えてもらえた。特に糧となったのが、日々細かくPDCAをまわしていくということ。たとえば、電話1本にしても何分かかったか。トークスクリプトは最適だったか。毎日チューニングする。チーム全体で共有し、展開していく。成長の実感が毎日ありましたね」

そして彼は、中途入社者における「初月における営業達成率レコード」を更新。入社2ヶ月にしてKPI全項目達成と大きな飛躍を遂げた。

同時に訪れた転機。

2016年10月、DeNAの主要EC事業であった「DeNAショッピング」「auショッピングモール」などがKDDIグループへ譲渡されると発表された。

「人」の成長こそが「会社」の成長

DeNAからKDDIグループへのEC事業譲渡が決定。DeNAに残るか、新会社へと行くか、転職をするか。彼の決断は早かった。

「自分がさらに成長できる選択肢は何か。創業フェーズ。新会社の立ち上げ。こういった機会にはなかなか巡りあうことができない。ぜひ、KDDIコマースフォワードで新しいミッションに挑戦させてほしいと手を挙げました」

これがつい1年ほど前の出来事だ。

さらに驚くのは、彼自身がよりストイックな状況を追い求めたということ。それが「ジョブチェンジ」という道。

「せっかく新しい会社で挑戦できるのであれば、なにか自分との約束がほしいと思ったんです。そのまま営業として働くことももちろんできました。やりがいもあったはず。ただ、より大きく成長したい。その時に考えたのが「人」の課題解決でした」

そして彼は現KDDIコマースフォワードの代表、八津川博史さんに直談判し、思いをぶつけたという。

「人事をやらせてください。やるからには全力を出し切ります」

もちろん人事としての経験ゼロ。ただ彼は「人事」に対して並々ならぬ熱意を持っていた。

「まだまだ創業フェーズにある会社です。KDDIグループの豊富なリソース、事業基盤はある。ただ、人が圧倒的に足りていない。人がいてこそ実現できることがたくさんあります。ビジネスにおいて欠かせない「人・物・金」における「人」の部分で貢献をしたい。ボードメンバーと同じ目線に立ち、介在価値を発揮したい」

もちろん当初は不安もあったという。ただ、貪欲に学び、そして時に多くの人たちの助けを得ながら中途入採用人数「年間100名以上」という圧倒的な実績を叩き出した。毎週、経営陣とのミーティングを行い、戦略を実行へと落とし込んでいく。

「事業がどんどん動いていく。新しいポジションが次々と立ち上がる。正直、まだまだ採用ブランディングも強いとは言えない状態。採用にも答えはありません。ただ、だからこそやりがいがあるし、エキサイティングだと感じています。なぜなら、ぼくらは前例のないことをやろうとしているのだから」

失敗しても何度でも立ち上がる。自分を磨き続けていきたい。

そして取材の終盤、彼の口から訊くことができたのは、なぜそこまでストイックになれるのか。未知なるフィールドに飛び込んでいけるのか?ということ。そこには彼の人生哲学があった。

「努力しつづけていく。挑戦の連続でこそ、人生の可能性って広がると思うんです」

彼が大切にしている言葉のひとつに『九転十起』というものがあるそうだ。それは彼が通っていた中高一貫校での教えだという。

「失敗しても何度でも立ち上がる。正しいと思うことなら何度でもやる。この『九転十起』の教えがぼくのなかにはずっとあるのだと思います。振り返ってみても、人より努力をしないと人並みに活躍できないタイプだったんですよね。中高ではサッカー部に在籍していたのですが、テクニックも、スタミナも、頑張らないとまわりについていけない。だからこそ、基礎練習も、走り込みも、最後のひとりになるまで一生懸命やる。努力するのが当然という考えが根底にあるのかもしれません」

当たり前のように「努力を怠りたくない」と語ってくれた笹内さん。誰もがカンタンにできることではない。その努力を全員が見ていてくれるわけではない。すべての努力が報われるわけでもない。それでも彼のスタンスは変わらない。

「自分で決めて、意思決定したことに対し、ウソをつきたくないんですよね。自分とした約束だから、絶対に破りたくない。そして、私は吉田松陰が死に際に言ったとされる『至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり』という言葉が凄く好きなんです。誠心誠意を尽くせば、どのような物事も必ず動かせる。逆に不誠実であれば何も成すことはできない。この精神をずっと持ち続けていたいんです」

人生の大半を占める「仕事」。自分に磨きをかけつづけていく。成長を常に志向していく。KDDIコマースフォワードという立ち上がってまもないチャレンジングな舞台。今日も、明日も彼の挑戦は続いていく―。

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「黒塗り問題」浜ちゃん松ちゃんの本音が聞きたい

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大みそかのお笑い番組「絶対に笑ってはいけない」で、ダウンタウンの浜田雅功が、アメリカの俳優エディー・マーフィーのモノマネをするため、肌を黒く塗った。

家でゆっくりとテレビを見ながら「面白い」とゲラゲラ笑った人もいれば、「ブラックフェイス(黒塗りメイク)」に対して、「アフリカ系アメリカ人への人種差別だ」という意見もあった。

日本テレビは「視聴者に楽しんでもらいたい」と思っていたのだろう。批判に対して戸惑っている様子が、コメントからも伝わってきた。

「差別する意図は一切ありません。本件をめぐっては、様々なご意見があることは承知しており、今後の番組作りの参考にさせていただきます」。

ライター・リサーチャーの松谷創一郞さんは、日本のお笑いをずっと見続けてきた"テレビっ子"だ。

お笑いがこれからも、斬新で、面白くあるためには、どうしたら良いのか、松谷さんに聞いてみた。

——今回の黒塗り問題について、さまざまな議論が起きています。

テレビ制作陣およびダウンタウンに「差別の意図」がなかったのは明らかでしょう。ただ、人種問題は、作り手の意図だけではなく、「受け取る側がどう考えるか」を真剣に検討する必要があります。

「悪気がなければ差別をしてもいい」ということにはなりません。それは「イジメをしている気はなかった」といういじめっ子の言い訳に近いです。

黒塗り問題への批判に対して、「息苦しい」と感じる人がいるのも分かります。

ただ、広い意味でのコンプライアンス(法令や規則を守ること)や人権への配慮は、理由もなく存在するわけではありません。テレビ局やお笑い芸人などの表現に携わる人は、それなりに真剣に考え、コミュニケーションを取らないといけないと思います。

——ブラックフェイスが全てのお笑いや演劇の場面でダメかどうかは、議論する余地があります。ただ、今回の番組は「アメリカンポリス」という設定でした。アメリカでは、まだ人種問題が続いているため、より「肌の色での差別」が思い浮かびやすかった面があります。

ロドニー・キング事件など、アメリカで幾度も起きている黒人に対する暴行事件は制作側の頭の中になかったと思います。そして、視聴者の多くもその想像力はなかったかもしれません。

ただ、日本はすでに多くの外国人がいますし、外国にルーツを持つ日本人も多くいます。私自身も、在日韓国人の幼なじみがいるし、中学では南米にルーツを持つクラスメイトがいました。

小学校のときは、家の両隣がドイツ人一家とアメリカ人一家という時期もありました。さらに、中学・高校では帰国子女の仲のいい友人がふたりいました。広島の郊外で公立学校に通っていた40代ですら、そういう環境でした。

多様化している日本社会への想像力が、日本のテレビの制作側に欠落していることはしばしば感じます。「黒塗り」もただ「する/しない」の二択で考えるのではなく、そうした想像力によって表現の質も変わってくると思います。

——いまの日本人にとって、身近なアフリカ系アメリカ人は、ビジネス界、スポーツ界、音楽界で活躍していることもあり、「差別されていた」という歴史を想像しにくいのではないでしょうか。日本では1999年頃に女性が小麦色の肌をより黒くし、目には白いアイラインを入れ、非常に派手な格好「ガングロ」が現れ、黒塗りが「かっこいい」とされていました。

ガングロはいまでも一部存在しますが、彼女たちはシミ防止のために顔だけ日焼けしておらず、黒人用のファンデーションを使ってブラックフェイスをしています。

ガングロを黒人文化への憧れとして解釈する海外の日本文化研究者もいましたが、実際はそうした側面はほぼありません。彼女たちは、とにかく外見を派手にすることを目的としてガングロ姿になっていました。

つまり肌の色を黒くすることが、小麦色の肌の延長線上にあるファッションでした。一般的にも、ガングロを黒人と結びつけて考えるひとは少なかったように思います。

それは非常に無邪気な動機からなるものであり、同時に黒い肌がファッションとしてイケているとされていたからこそ、注目はされたものの問題視はされませんでした。

黄色人種ばかりの日本人が白人や黒人を模すこと、あるいは肌や髪の色を意図的に変えることには是非があるとは思います。

ただ、一律で「正しい/正しくない」という基準があるわけではなく、その表現の質や社会的な文脈を考えることが必要です。つまり、ケース・バイ・ケースです。

ダウンタウンの松本さんは「はっきりルールブックを設けてほしい」と『ワイドナショー』で発言していましたが、一律で決められることは逆に危険です。

表現者なのだから、ひとつひとつ勉強して考えていけばいいだけのことです。もちろん松本さんは、皮肉として言ったのかもしれませんが。

——あえて、黒塗り表現をする「お笑い」や「演劇」もあります。しかし、今回は差別だと受け止められる危険性について、番組側が無自覚だったように見えました。今後、テレビ局にはどのような工夫が求められるでしょうか

外国人のスタッフを入れることや、あるいは海外で生活した経験がある人を入れることなどでしょう。テレビに限らずどこの業界も内輪の論理にとらわれる傾向にありますが、常に外に対する意識を持って欲しいです。

また、今回の件でもうひとつ危惧されるのは、抗議を怖れた制作側が今後萎縮することです。かつてテレビやラジオが放送できない「放送禁止歌」がたくさんあると言われていましたが、映画監督で作家の森達也さんが調べたところ、放送局側の自主規制だったことが明らかになりました。

似たようなケースで、小人レスラーの人が一時期テレビに出演できなくなったこともあります。「抗議されたら面倒だから出さないでおこう」という判断だったのでしょう。ただの思考停止です。

今回のことは、そうした「自粛」ムードを強めてしまうリスクもあります。

ですから単に「自粛」に走るのではなく、制作側は外部の視点を持ったさまざまな意見を取り込むことで、常に自分たちをアップデートできる環境を整えておくことが肝要だし、そうした議論を積極的にしたほうがいいと思います。

2025日本万国博覧会誘致委員会の発足式典であいさつするお笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さん(右)と松本人志さん=2017年3月27日、東京都千代田区 

——いまの日本のお笑いに、足りないところはどこにあると思いますか。

2017年9月のフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」30周年スペシャルで、石橋貴明さんが扮するキャラクター「保毛尾田保毛男(ほもおだ ほもお)」が、同性愛者を模したとみられる表現をしました。これは80年代から90年代にかけて、とんねるずがコントで見せたキャラクターです。

とんねるずやダウンタウンは、「学校ノリ」で笑いを取ってきたコンビです。現に、とんねるずは、同じ高校、ダウンタウンは同じ小学校の同級生です。

クラスの面白い人たちが身内同士でやっている「おふざけ」の延長が共感を呼び、時には権威を笑うことが魅力だったのですが、いまの学校の環境は大きく変わっています。

——どのような変化ですか?

茶色い髪で生まれた生徒が、担任から黒染めを強要され、不登校になって裁判に踏み切ったニュースもありました。外国にルーツを持つ児童や生徒も身近になりました。最近、東京23区の新成人は8分の1が外国人だと報じられたばかりです。

また、この番組の「ケツバット」自体が野球部に蔓延してきた悪しき罰則そのものです。私自身も小学生のときにやられましたが、あんなに不愉快なものはありません。

元広島カープの山本浩二さんは腰痛がひどくなって86年に引退しましたが、その原因は大学時代(1960年代)のケツバットかもしれないと回想しています(「『赤ヘル』と呼ばれた時代」)。あれほど偉大な記録を残した山本浩二さんは、ケツバットがなければもっと活躍できたのではないかと思うと、カープファンとして非常に心が痛みます。

しかしそれから50年経っても、テレビのバラエティ番組ではまだケツバットを罰ゲームでやっています。もはやその「学校ノリ」は、今の時代に合わないのです。つまり、お笑いがアップデートされていないことを意味します。

本格的に仕事復帰することになり、収録前に会見を開いたタレントのベッキー=2016年06月10日、東京都内 

——ブラックフェイスが問題になった「絶対に笑ってはいけない」内では、不倫騒動を起こした「禊ぎ(みそぎ)」として、タレントのベッキーさんがタイ式キックボクサーに蹴られる内容が放送されました。弱い者いじめに見えた人がいましたが、どうご覧になりましたか?

ベッキーさん本人は「タレントとしてありがたかった」という発言をしている通り、日本のお笑いは、内輪の文脈のうえに成り立つ「ハイコンテクスト」なものが多いです。

注意するべきなのは、「内輪」に共感するひとが、むかしに比べるとかなり減ってきていることです。日本社会が多様化して、その「内輪」の"常識"を共有しないひとが多くいるのは大前提です。

いまはインターネットでだれでも簡単に小さな内輪を作ることができます。テレビの中のギョーカイ的内輪ノリの価値が、かなり下がっています。

加えて、インターネットによって、そうした内輪が簡単に外部の視線に晒されやすくもなりました。ベッキーさんへのキックに対する批判も、そうした「内輪ノリ」の文脈を有しない外部の人がネットで"発見"して生じた側面もあります。

もちろん、あれは弱い者いじめにつながるという声もありますし、そうした側面は否定できません。もちろん、ベッキーさん自身も「腹が立ってしょうがない」とは決して言えませんし、実際そうは思っていないでしょう。しかしそれは、虐げられた者が、虐げられたことを自覚できない政治的力学が生じていると捉えることもできます。

——社会に合わせて変化をするお笑いと、変わらないお笑いの差はどこにありますか。

ビートたけしさんの有名なネタに「赤信号みんなで渡れば怖くない」というものがあります。面白いと同時に、日本人の同調圧力を五・七・五で表現していますよね。

最近のたけしさんの笑いも、昔とは違うように私は感じるのですが、映画を撮り始めたことで、色々な立場の人と接して、みずからのアップデートを図ったのだと思います。そこには「変わろう」という意志がありました。

そもそもひとは、「普通じゃない」ひとや状況を見たときに笑います。ひとが無自覚に信じている「常識」のコードをズラして、いかに差異を生じさせるかがお笑いのひとつの特徴です。

ただ、このときに注意すべきは、そこに上から下を笑うタテの差異(権力作用)を持ち込むと、それは時には、差別やハラスメント(イジメも含む)になり得ることです。逆に、下から上を笑うと批評性を帯びた「風刺」になります。

今回の「黒塗り」が問題視されているのも、長年に渡って世界的に黒人が差別されてきた歴史があるからです。ベッキーさんについても、その前提にはダウンタウンに逆らえないという権力の非対称性があるからこそ、それを問題視するひとがいます。

もしかしたらダウンタウンやとんねるずは、自分たちが尊敬され、大物になり、社会的に上の立場に立っていることにあまり自覚がないのかな、という気もします。それはある意味、初心を忘れていないということであり、偉ぶってないということかもしれない。

しかし、18歳の高校生が教室でする言動と、50代の経営者が会社でする言動は、たとえその内容が同じであっても意味作用が異なってきます。なぜかというと、それを受け止めるひとがそこにコンテクストを読むからです。そうした点において、彼らは変わろう、アップデートできていないのかもしれません。

REUTERS/Max Rossi (ITALY )

——ダウンタウンの過去のコントの一つに「トカゲのおっさん」があります。頭が薄く、緑のしっぽがある得体の知れない生き物です。少年役の浜田雅功が仲良くしようとしますが、大人役の人たちは気味悪がる。私は、差別される側の悲哀を描いているとも見て取れました。

自分が得体の知れない生き物を差別しているのか、笑っているのか、視聴者の思考をズラすと同時に、切ない気持ちが心に残る高度な表現だったと思います。

つまりあれは、被差別者(トカゲのおっさん)の悲哀を描いた、差別をテーマとしたコントでした。ダウンタウンの最高傑作は、間違いなくこの「トカゲのおっさん」です。

ダウンタウンにはもともと、社会の弱い立場の人や、不思議な魅力を持った人たちへの「愛」があります。ですから、今回されている批判について、彼らが思うところは間違いなくあると思います。「トカゲのおっさん」を知っているファンもそうでしょう。

毒や悲哀がないバラエティ番組がなくなってしまっては、お笑いが豊かにならないのも確かです。

だからこそ、文化をつくってきたダウンタウンやとんねるずと、今の差別問題について対話が始まって欲しいですね。

——私たちネットメディアとしても「問題提起だけをして、終わり」にしたくないと思っています。どうしたら良いと思いますか。

私がもっとも危惧するのは、ネットやそれに乗じた一部マスコミの批判によって、松本さんがテレビの世界から自主的に退場してしまうことです。もしかしたら、ネットではそれに喝采するひともいるかもしれません。

しかし、それで日本社会は果たして良くなったと言えるのでしょうか?

単にそれは叩き合いのゲームで、勝敗が決するだけです。その後に残るのは、次はだれを血祭りに上げるかという過剰化したゲームです。そうした社会が果たして「正義」の結果なのか、よく考える必要があります。

そのときメディアに求められているのは、両者の思いをつなぐ役割であり、ひとりのファンとしてもそれを望んでいます。

笑いを引っ張ってきた松本人志さんに、どのような「笑い」が可能かどうか、もし日本のお笑いが「変化」をするのだとしたら、どのような思いがあるのかを聞いてみたいと思います。

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